9月のAマッチのカメルーン戦で孫興民(ソン・フンミン、左から2人目)が得点してチームメートと喜んでいる。 キム・ヒョンドン記者
サウジアラビアは11日、カタールワールドカップ(W杯)グループリーグC組第1戦で、優勝候補であり国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位のアルゼンチンを2-1を退けた。今大会の最初の番狂わせであり世界ランキング51位の反乱は、世界的に大きな話題になった。特にこの日の勝負のような歴代W杯の番狂わせが改めて注目されている。
FIFA公式コンテンツプラットホーム「FIFA+」はサウジアラビアの勝利の後、歴代W杯の奇跡のような名勝負10試合を選んだ。2002年韓日W杯当時、韓国がイタリアに勝利した16強戦を含め、サッカーファンなら誰もが記憶している番狂わせが年代別に並べられた。
最初の試合は韓日W杯の開幕戦、セネガル-フランス戦だった。直前の1998年フランスW杯のチャンピオンであり2大会連続優勝を狙っていたフランスの勝利が予想されたが、結果はセネガルの1-0勝利だった。FIFA+は「フランスは4年前よりさらに強く見えた一方、セネガルは当時が初のW杯出場だった。しかし番狂わせが起き、フランスはグループリーグで敗退した。セネガルは16強入りした後、スウェーデンにも勝って8強まで進んだ」と説明した。
続いて1990年イタリアW杯でカメルーンがグループリーグでアルゼンチンに1-0で勝利した試合も紹介された。アルゼンチンは今回も番狂わせの犠牲になった。
また2014年ブラジルW杯ではコスタリカがイタリアを1-0で撃破し、1974年ドイツW杯では東ドイツが西ドイツに1-0で勝利した。1966年イングランドW杯の16強戦で北朝鮮がイタリアに1-0で勝利した試合も抜けなかった。
ヒディンク監督が導いた韓国代表の奇跡も選ばれた。韓日W杯16強戦で韓国は後半終盤の薛ギ鉉(ソル・ギヒョン)の同点ゴール、延長戦での安貞桓(アン・ジョンファン)のゴールデンゴールで2-1の勝利をつかんだ。FIFA+は「イタリアは世界的なスターがそろっていた」とし「韓国は次の準々決勝でもスペインを破って4強まで進出した。また安貞桓、朴智星(パク・チソン)らはこの大会後に欧州でプレーすることになった」と詳しく伝えた。
この記事を読んで…