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米原子力潜水艦、繰り返し韓半島に出没か…韓日米の対潜水訓練直前に潜水艦戦会議も(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

写真は北朝鮮が6回目の核実験(2017年9月3日)を強行してから約1カ月後の2017年10月13日に米国海軍のオハイオ級戦略原子力潜水艦「ミシガン」が海軍釜山(プサン)作戦基地に入港する様子。同年4月25日の入港以降、2回めとなる釜山(プサン)訪問だった。[写真 米海軍]

◇戦略原子力潜水艦の浮上も

すでに韓米が実行段階に入ったという分析も出ている。アナポリスが東海に展開したことに続き、先月31日には釜山(プサン)作戦基地に同じLA級原子力潜水艦「キーウェスト」(SSN 722)が寄港した。異例なことに米国防総省はこのような原子力潜水艦の動線を公開して潜水艦が停泊している写真まで配布した。

北朝鮮に見えない警告信号も送っている。韓米大規模共同空中訓練(10月31日~11月5日)以降、米海軍の核戦争用空中指揮統制機「E-6B ‘Mercury TOKYO’」が何度も韓半島内陸の上空で確認された。これに対してE-6Bと交信するオハイオ級戦略原子力潜水艦(SSBN・SSGN)が韓半島周辺に配備されるという観測も出ている。


オハイオ級原子力潜水艦は戦略核と戦術核SLBMはもちろん、トマホーク巡航ミサイルを最大150余発搭載することができる。有事の際、強力な報復が可能だといえる。

北朝鮮が7回目の核実験やSLBM試験発射のような高強度の挑発に出る場合、米国が戦略原子力潜水艦を浮上させて存在感を顕示することもあるとの観測が出ているのはこのためだ。峨山(アサン)政策研究院のヤン・ウク副研究委員は「米国の戦略資産の投射が現実的な抑制方案だが、見える爆撃機よりも見えない原子力潜水艦のほうが重要」とし「特に戦略原子力潜水艦は戦術核を短時間内で投下・爆発させることができる唯一の手段であることから、韓国・北朝鮮はもちろん中国にも強烈なメッセージを与えるだろう」と話した。

一方、今回のSWCMでは来年中に予定された共同潜水艦戦訓練「サイレント・シャーク(Silent Shark)」に対する議論も行き来したと伝えられた。事実上、北朝鮮潜水艦を仮定して探知・追跡して撃沈させる隔年制訓練だが、文在寅(ムン・ジェイン)政府時期にはこのような訓練内容が公開されたことがない。これに関連して軍関係者は「来年度の訓練はいつ・どこで、どのような内容で訓練をするのか、現在議論中」とだけ明らかにした。


米原子力潜水艦、繰り返し韓半島に出没か…韓日米の対潜水訓練直前に潜水艦戦会議も(1)

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