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外信「韓国梨泰院惨事、当局が事前に把握して防ぐべきだった人災」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10月29日夜、ソウル龍山区梨泰院洞のハミルトンホテル近くの路地で大規模な転倒事故が発生した中、翌日の30日未明、ハミルトンホテル前近くの道路で救助隊員が担架に事故犠牲者をのせて搬送している。ウ・サンジョ記者

156人が命を落とした韓国梨泰院(イテウォン)惨事が人災の性格があるという主張に外信が注目した。



米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は先月31日(現地時間)、今回の惨事に対する専門家の意見を伝えながら「明らかに避けられる出来事だった」とい豪ニューサウスウェールズ大学のミラド・ハガニ教授の発言を見出しにして伝えた。


NYTは惨事が発生したハミルトンホテルの横の路地について「危険なボトルネック地域である点を警察と関連当局が前もって把握していなければならなかったが、警察・ソウル市・中央政府のうち誰もこの地域の群衆管理計画を樹立していなかった」と指摘した。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などの外信は警察官の配置不足、大規模な群衆密集状況の安全管理対策不足などが惨事を呼んだとし、当局のずさんな管理情況を指定した。

WSJは惨事当日、現場で他の人を押したり引っ張ったりした人々に対して調査を始めた警察に対して「非常に異例」と伝えた。

英国のスポーツ行事群衆管理担当者であるイセ・マーフィー氏はWSJに「群衆密集事故が発生したが、警察が個人を調査して事故原因を彼らに問うなら非常に憂慮の恐れがある」と述べた。

CNN国家安保解説者のJuliette Kayyem氏は「事故の原因一つを特定することは難しいが、当局は事故当日以前に大規模な人波を予想するべきだった」とし「人波の規模をリアルタイムに注意して人々を外に誘導する必要性を感知しなければならなかったが、このような部分で当局の責任がある」と指摘した。

ブルームバーグ通信は論評を通じて「今回の事件は自然災害ではない」としながら「避けるのは簡単ではないが、当局はこのような事件を避ける能力を備えなければならず、防ぐべきだった」と強調した。



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