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【韓国梨泰院圧死事故】日本人犠牲者の父「娘に電話したら警察が受けて…」

ⓒ 中央日報日本語版

事故犠牲者を追悼する市民が30日に事故現場に近いソウル・梨泰院のハミルトンホテル前に置かれた弔花の前で酒を注いでいる。キム・ソンリョン記者

31日の日本メディアなどによると、梨泰院(イテウォン)惨事の日本人犠牲者2人のうち1人は北海道出身の留学生、冨川芽生さんだった。芽生さんは今年6月から韓国語を勉強するためにソウルで留学生活を始めたという。

日本メディアのインタビューに応じた芽生さんの父の富川さんは「(30日午後)5時を過ぎてから、朝から行方不明だった娘の指紋と(犠牲者の指紋が)一致したという連絡を受けた」とし「娘に電話をしても受けなかったが、結局、警察が電話を受けた」と話した。富川さんは「警察が(事故)現場でスマートフォンを回収したと聞いた」とし「明るくてかわいい子だった」と語った。

朝日新聞のインタビューでは「(娘は)本当に韓国が好きで、楽しんでいた」とし「遠くから応援していたが…」と言葉を続けることができなかった。


富川さんの家族は娘の身元確認のためにこの日、急いで韓国に向かった。

29日夜に発生した今回の惨事で現在まで154人の犠牲者が確認された中、外国人の死亡者は26人だった。国別にはイラン5人、中国4人、ロシア4人、米国2人、日本2人、フランス・オーストラリア・ノルウェー・オーストリア・ベトナム・タイ・カザフスタン・ウズベク・スリランカ各1人。



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