総務省が19日、敬老の日を迎えて発表した統計を見ると理解ができる。日本で65~69歳人口の就職率は50.3%で10年連続の増加となった。65歳以上では4人に1人(25.1%)が、70歳以上も5人に1人(18.1%)ほどが依然と仕事をしている。日本の高齢化はさらに進み、65歳以上が全体人口で占める比率は29.1%まで上昇し、世界1位を守っている。国連統計によると、日本に次いでイタリア(24.1%)・フィンランド(23.3%)となっている。韓国は17.5%だ。
日本の高齢者就職率が高まる理由は政府政策の影響が大きい。少子化の余波で日本の15~64歳経済活動人口は過去25年間で約1200万人減った。人口減少による労働力不足を解消するために、政府は「70歳現役時代」を掲げて企業に定年を65歳まで延長し、70歳まで仕事ができる環境を整えるよう圧迫してきた。
日本の高齢者就職率が高まる理由は政府政策の影響が大きい。少子化の余波で日本の15~64歳経済活動人口は過去25年間で約1200万人減った。人口減少による労働力不足を解消するために、政府は「70歳現役時代」を掲げて企業に定年を65歳まで延長し、70歳まで仕事ができる環境を整えるよう圧迫してきた。
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