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一人でリムジンに乗ったバイデン大統領、英女王の国葬に遅刻…待機して入場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

バイデン米大統領

バイデン米大統領がエリザベス2世女王の葬儀に遅れて到着したため、すぐには入場できずしばらく待つことになったと、ガーディアンが19日(現地時間)報じた。

ガーディアンによると、バイデン大統領夫妻はこの日午前、ロンドンのウェストミンスター寺院で営まれたエリザベス2世女王の国葬に10時5分ごろ到着した。バッキンガム宮殿が案内した午前9時55分までの入場完了時間に間に合わなず、10分ほど遅れたのだ。

当初バッキンガム宮殿は葬儀開始時間が午前11時である点を考慮し、世界主要国の首脳側には1時間ほど前の午前9時30分から9時55分までの間に入場を終えてほしいと案内した。


しかしバイデン大統領夫妻は入場完了時間より遅く到着し、先に入場を始めたビクトリア十字武功勲章受勲者らの入場が終わるまで待つことになった。

ガーディアンは「バイデン大統領は世界で最も影響力がある人物かもしれないが、彼の遅刻が精巧に構成された女王の葬儀進行計画を変えることはできなかった」と伝えた。

バイデン大統領夫妻は武功勲章受勲者の英国軍人の後ろから入場した。午前10時5分ごろ寺院の南側に指定された14列の座席に着席したと、ガーディアンは伝えた。バイデン大統領夫妻の席はポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領の後ろ、チェコのペトル・フィアラ首相の前の席だった。

バイデン大統領に特典がなかったわけではない。他の首脳らは葬儀場から10分の距離にある3キロほど離れたチェルシー王立病院に集まり、王室が提供した儀典用車両で共に移動した。

しかしバイデン大統領は警護上の理由で専用リムジン「ザ・ビースト」の利用を要請し、事前の承認を得て別に移動した。しかしバイデン大統領を乗せたリムジンもウェストミンスター寺院まで渋滞なく移動することはできなかったという。英国市民がSNSで共有した映像には、バイデン大統領のリムジンがオックスフォード通り一帯で停止するなど徐行する姿が確認された。



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