１０年近く続いている外国系投資ファンド「ローンスター」と大韓民国政府の国際訴訟の結果が３１日に出る。

法務部は２４日、ローンスターが大韓民国政府を相手に提起した投資家対国家紛争（ＩＳＤＳ）の仲裁判定部が３１日に判定を言い渡す予定だと明らかにした。

ローンスターは２０１２年１１月、大韓民国政府を相手取り米ワシントンの国際投資紛争解決センター（ＩＣＳＩＤ）に４６億７９５０万ドルを請求する訴訟を提起した。ローンスターは２００７年、香港上海銀行（ＨＳＢＣ）に外換銀行を売却しようとしたが、大韓民国金融委員会が正当な理由なく売却承認を遅延し、国税庁が恣意的・矛盾的な課税をしたと主張している。


ローンスターは外換銀行の海外売却が実現せず、２０１２年にハナ銀行に売却した。