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「中国、8年後に空母5隻、原潜10隻保有」…複数の敵に対応の米国は厳しく

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2017年11月、韓半島周辺海域で訓練する米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」「セオドア・ルーズベルト」「ニミッツ」。 写真=米海軍

中国が2030年までに空母5隻と戦略原子力潜水艦10隻を保有するという見方が出てきた。

米シンクタンク「戦略予算評価センター(CSBA)は最近出した報告書「中国の選択:人民解放軍現代化評価道具」でこのように展望した。中国人民解放軍の海軍は2022年現在、空母2隻(実戦配備基準)と戦略原潜6隻を保有している。

CSBAの研究によると、中国軍は2020年代を過ぎても現代化を継続する資源を持つ。CSBAが予測モデルを検討した結果、中国軍は2030年代初期までに物価上昇率より3%高い水準の国防費を執行すると予想される。


今後、中国軍は地上軍と古い戦闘機の数を減らし、その代わり台湾を侵攻できる能力と国際舞台で軍事力を投射できる能力を高めるのに集中するというのが、CSBAの見方だ。

中国が全世界的な軍事力を投射する手段として、CSBAは空母・巡洋艦・駆逐艦・補給艦・戦略爆撃機・戦略輸送機・空中給油機などを挙げた。具体的に中国海軍は2030年までに空母5隻と戦略原潜10隻を運用する大洋海軍に成長するとみられる。CSBAが予想する2030年の中国の戦力は今から米国に警告を与えている。

米海軍の原子力空母は11隻だ。このうち「ロナルド・レーガン」(CVN76)が日本横須賀に前線陣地に配備されている。戦略原潜は14隻(弾道ミサイル基準)保有するが、米海軍は新型戦略原潜12隻を建造する計画だ。今後この12隻の戦略原潜が中国のほかロシアも相手にするため、十分に対応できないことも考えられる。

CSBAの研究に参加したデービッドソン元インド太平洋司令官は「米国は現在、中国よりも潜水艦戦力で優位がある。今後は水中で中国との戦力差をさらに拡大することに集中する必要がある」と述べた。



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