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韓国初の月探査衛星「タヌリ」…午前8時8分に宇宙向かって飛翔

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国月探査用軌道ではタヌリ(写真韓国航空宇宙研究院提供)

韓国初の月探査衛星が月に向かって打ち上げられた。



韓国型月軌道衛星「タヌリ」は5日午前8時8分(米国東部時間4日午後7時8分)ごろ、米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地からスペースXのロケット「ファルコン9」に搭載されて打ち上げられた。タヌリは4カ月間宇宙を旅して今年12月16日に月軌道に到着する予定だ。


タヌリは打ち上げ40分以降の午前8時47分ごろ、地球表面から約1656キロメートル離れた地点でロケットと分離し、その時から決められた軌跡に沿って移動する。

地上局と初めて交信するのは打ち上げ1時間以降で、科学技術情報通信部は午前9時10分を前後して交信結果を伝える予定だ。

タヌリは地球から約38万キロメートル離れた月に直行せずにひとまず太陽側に進み、最大156万キロメートルまで距離を広げて、蝶模様あるいは「∞」字の軌跡を描いて再び地球側に戻って月に接近する予定だ。

タヌリがこのような「弾道型月遷移方式」(BLT・Ballistic Lunar Transfer)の軌跡に計画通り正常に入ったかどうか研究陣が判断するには打ち上げ後2~3時間待たなければならない。すなわち午前10~11時ごろになってこそ、ある程度予測が可能になるということだ。

科学技術情報通信部は研究陣が判断した結果に基づいてこの日午後2時ごろに記者会見を開いてタヌリの軌跡進入成功について発表する計画だ。

タヌリが12月に成功裏に月に到着して探査任務を始めれば韓国は米国・ロシア・欧州・日本・中国・インドに続き7番目の月探査国になる。



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