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「1ドル札は絶対に拾わないで」全身まひになった米国人女性が訴え

ⓒ 中央日報日本語版

ドル

拾った1ドル札から合成オピオイドフェンタニルが見つかる事件が相次いで発生し米国当局が警告に出る中、最近米国女性が1ドル札を拾って全身まひに陥る事態が発生した。

外信が12日に伝えたところによると、米国女性のレニー・パーソンズさんは先週日曜日にマクドナルドに行きトイレの前に1ドル札が落ちているのを見つけた。彼女は「ラッキーだ」と考えて1ドル札を拾ったが、家に帰ろうと車に乗った瞬間、体に突然異常反応が起き始めた。全身がまひする症状を見せた彼女は病院に運ばれた。

病院で治療を受け回復した彼女は、「突然肩から全身が沈むような感じがした。後に息をすることもできなくなった」と話した。医療陣は薬品過多服用と似た症状を見せたと主張した。レニーさんと彼女の夫は1ドル札にフェンタニルが付着していたようだと主張した。


フェンタニルの致死量は2ミリリットルと推定され、少量でも触れた人が死ぬことがある。ヘロインの100倍、モルヒネより200倍以上強力とされる。テネシー州当局は最近現金から合成オピオイドフェンタニルが見つかった2件の事件を報告し、出処が不明なドル札を拾うのは危険だと呼び掛けている。



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