会社員2年目のイさん(29)は4月から財テクと積立に入れていた金額を120万ウォンから約80万ウォンに減らした。上昇する物価に耐えられるなくなったためだ。イさんは「よく通っていた食堂が最近どこも1000ウォンから2000ウォンほど値上げし、原油価格は1カ月10万ウォン以上多くかかる。1週間で大きく上がる物価に積立金の計画も修正した。未来を抵当に取られた気分だ」とした。
◇新造語「ランチフレーション」…コスパ良いクッパも昔の話
最近高物価が続きサラリーマンの懐事情も厳しくなった。統計庁が3日に発表した5月の消費者物価動向を見ると、消費者物価上昇率は前年同月比5.4%を記録した。特に外食物価は7.4%上がり、最近サラリーマンの間で広く知られる「ランチ」と「インフレ」を組み合わせた造語の「ランチフレーション」の懸念が現実になっている。サラリーマンたちは「最近価格が上がっていない食堂を探すのが難しい」と話した。
ソウル・汝矣島(ヨイド)の金融業界サラリーマン5年目で30代のキムさんは「そうでなくても食事代が高い汝矣島でこんなに値段が上がったと感じたのは初めて。汝矣島で1万ウォンを超えない食事を見つけるのは大変。チャジャンミョン1杯で1万ウォンを超えるケースが多い」と話す。彼は「昼食と夕食を外食するサラリーマンの立場では賃金の上がり方に比べて出費が急激に増えたため実質給与は減っている感じだ」と話した。
ソウル・光化門(クァンファムン)の会社に通うクォン・ソンジンさん(29)は「最近昼食の時は変更された価格に驚くこと多い。昨年まで8000ウォン台だったクッパ店が最近1万ウォンに上がった。もうコスパの良いクッパも昔の話だ」と吐露した。
◇会合や合コンは減らし、副業する
こうした状況から新人社会人はそれぞれの方法で高物価に備えている。一部のサラリーマンはコロナ禍後に増えていた約束を減らし、副業を始めたサラリーマンもいる。
サラリーマン3年目のチョンさん(30)は先月から副業として「ゴーストライター」を始めた。既存の賃金だけでは貯蓄を維持しながら生活するのは困難と考えたためだ。チョンさんは「物価引き上げにコロナ禍後の私的な会合が増えたため既存の所得だけでは生活の維持が難しく副業を調べることになった」と話した。
会合を減らすサラリーマンもいる。クォン・ソンジンさんは「最近飲み会を1週間に3~4回から2回程度に減らした。会っても3次会まで行く約束を2次会ほどに減らし、必ず公共交通機関で帰宅する」と話した。20代のサラリーマンのシンさんは「コロナ禍の規制が解除され約束した合コンを大幅に減らしている。以前は『ひとまず会ってみよう』という考えだったが、1回に10万ウォンは出ていくので本当に大丈夫そうな時だけ行っている」とした。
◇店主も「20年の商売人生で初めて」
高騰する物価に財布のひもをきつく締めるサラリーマンだが、飲食店を運営する店主も値上げは避けられないという立場だ。6日に記者が訪れた汝矣島の飲食店5カ所はいずれも少なくて500ウォンから多いと5000ウォンまで価格が上がった。彼らはほとんどが食材価格の値上げを反映できていないと口をそろえた。
汝矣島で20年以上営業しているキム・ジンヒョンさん(52)は「食事代に人々が最も鋭敏なのはわかるが、10年ぶりに価格を上げた。すべての食材価格と人件費がこんなに上がったのは商売を始めてから初めて。これでも上がった原価をすべて反映できていない」とした。
汝矣島でクッパ店を運営するある店主も「もやしは2000ウォン上がり、キムチは1万2000ウォンから1万6000ウォンになった。クッパ1万ウォンが与える負担感を知りながらも2年ぶりに9000ウォンから1万ウォンに上げることになった」と話した。
◇新造語「ランチフレーション」…コスパ良いクッパも昔の話
最近高物価が続きサラリーマンの懐事情も厳しくなった。統計庁が3日に発表した5月の消費者物価動向を見ると、消費者物価上昇率は前年同月比5.4%を記録した。特に外食物価は7.4%上がり、最近サラリーマンの間で広く知られる「ランチ」と「インフレ」を組み合わせた造語の「ランチフレーション」の懸念が現実になっている。サラリーマンたちは「最近価格が上がっていない食堂を探すのが難しい」と話した。
ソウル・汝矣島(ヨイド)の金融業界サラリーマン5年目で30代のキムさんは「そうでなくても食事代が高い汝矣島でこんなに値段が上がったと感じたのは初めて。汝矣島で1万ウォンを超えない食事を見つけるのは大変。チャジャンミョン1杯で1万ウォンを超えるケースが多い」と話す。彼は「昼食と夕食を外食するサラリーマンの立場では賃金の上がり方に比べて出費が急激に増えたため実質給与は減っている感じだ」と話した。
ソウル・光化門(クァンファムン)の会社に通うクォン・ソンジンさん(29)は「最近昼食の時は変更された価格に驚くこと多い。昨年まで8000ウォン台だったクッパ店が最近1万ウォンに上がった。もうコスパの良いクッパも昔の話だ」と吐露した。
◇会合や合コンは減らし、副業する
こうした状況から新人社会人はそれぞれの方法で高物価に備えている。一部のサラリーマンはコロナ禍後に増えていた約束を減らし、副業を始めたサラリーマンもいる。
サラリーマン3年目のチョンさん(30)は先月から副業として「ゴーストライター」を始めた。既存の賃金だけでは貯蓄を維持しながら生活するのは困難と考えたためだ。チョンさんは「物価引き上げにコロナ禍後の私的な会合が増えたため既存の所得だけでは生活の維持が難しく副業を調べることになった」と話した。
会合を減らすサラリーマンもいる。クォン・ソンジンさんは「最近飲み会を1週間に3~4回から2回程度に減らした。会っても3次会まで行く約束を2次会ほどに減らし、必ず公共交通機関で帰宅する」と話した。20代のサラリーマンのシンさんは「コロナ禍の規制が解除され約束した合コンを大幅に減らしている。以前は『ひとまず会ってみよう』という考えだったが、1回に10万ウォンは出ていくので本当に大丈夫そうな時だけ行っている」とした。
◇店主も「20年の商売人生で初めて」
高騰する物価に財布のひもをきつく締めるサラリーマンだが、飲食店を運営する店主も値上げは避けられないという立場だ。6日に記者が訪れた汝矣島の飲食店5カ所はいずれも少なくて500ウォンから多いと5000ウォンまで価格が上がった。彼らはほとんどが食材価格の値上げを反映できていないと口をそろえた。
汝矣島で20年以上営業しているキム・ジンヒョンさん(52)は「食事代に人々が最も鋭敏なのはわかるが、10年ぶりに価格を上げた。すべての食材価格と人件費がこんなに上がったのは商売を始めてから初めて。これでも上がった原価をすべて反映できていない」とした。
汝矣島でクッパ店を運営するある店主も「もやしは2000ウォン上がり、キムチは1万2000ウォンから1万6000ウォンになった。クッパ1万ウォンが与える負担感を知りながらも2年ぶりに9000ウォンから1万ウォンに上げることになった」と話した。
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