韓国外交部は朴振（パク・チン）長官の日本公式訪問推進と関連し日本側と疎通していると先月３１日に明らかにした。

外交部の崔泳杉（チェ・ヨンサム）報道官はこの日の定例会見で、朴長官の訪日調整と関連して「現在韓日間で疎通が進行中。今後関連内容を共有できるようになれば適時に共有したい」と話した。

日本の林芳正外相は先月９日に尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の就任式参加のため韓国を訪れ、当時就任前だった朴長官と会った。林外相はこの席でできるだけ早い時期に日本で韓日間の共同関心事案に対し協議できることを望むという立場を韓国側に伝えている。崔報道官は「これに対して朴長官を含め韓国外交部も同じ認識を持っている」と説明した。


外交部当局者は来月１５日に再開が予想される金浦（キンポ）～羽田便を利用して朴長官が訪日するのかという質問に対し、「路線再開については韓日両国が実務レベルで協議している。いつどんな日程で実現するかなどについてはまだ少し早い」と言葉を控えた。

彼は日本とのビザ免除復元についても協議中とし「ひとまず韓日間の人的交流再開から始めてこうした雰囲気を作ろうという動きはある」と伝えた。