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「露軍、アゾフスタリ製鉄所の民間人退避用車両を攻撃…休戦約束破った」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
マリウポリのアゾフスタリ製鉄所からの民間人が退避するための休戦約束をロシア軍が一方的に破ったと、ウクライナ側が主張した。

AFP通信によると、製鉄所を防御するアゾフ大隊側は6日(現地時間)、テレグラムを通じて、ロシア軍が製鉄所内の民間人を退避させようと移動した車両を対戦車誘導武器で攻撃したと明らかにした。この攻撃でウクライナ兵士1人が戦死し、6人が負傷したと、アゾフ大隊は伝えた。これに先立ちロシア軍当局は製鉄所に残った民間人の退避に協力するとし、5日から7日まで休戦すると発表していた。アゾフ大隊を中心とするウクライナ軍はマリウポリの最後の砦アゾフスタリ製鉄所を死守しようと徹底抗戦を続ける中、国連の支援を受けて民間人の退避にも力を注いできた。

国連はアゾフスタリ製鉄所から民間人退避のための第3次作戦を準備中という。英日刊ガーディアンによると、国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)は6日、民間人救出のための護送車両が製鉄所に向かっていると明らかにした。グリフィス事務次長は「暗黒のような地獄に残っている民間人を救出して安全なところに移す」と伝えた。


ウクライナのベレシチュク副首相はマリウポリの民間人が現地時間昼12時(日本時間午後6時)ごろ救出される予定だと伝えた。前日まで2回の退避作戦で民間人およそ500人が救助されたという。現在、製鉄所の内部には子ども30人を含む民間人200人ほどがウクライナ抵抗軍と残っている。



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