フジテレビは消息筋を引用してペロシ氏が8日(現地時間)に米国を出発して訪日し、10日岸田文雄首相と会談を行ってから台湾を訪問する方向で日程を調整していると報じた。ロシアのウクライナ侵攻で中国も台湾海峡を巡り「力による現状変更」に対する懸念が出ており、米政府の支持を明らかにするために用意された緊急の決定だと説明した。ペロシ氏は当初訪韓予定だったが、台湾に方向を決めて訪韓は取り消しになったとフジテレビは付け加えた。
米国の現職下院議長が台湾を訪問するのは1997年ニュート・ギングリッチ議長が訪問して李登輝当時台湾総統に会って以来25年ぶりとなる。米国下院議長は大統領継承順位2位の核心要人だ。