サッカー韓国代表は2022年カタールワールドカップ(W杯)でどの国と同じ組に入るのだろうか。組み合わせ抽選会は4月2日午前1時(日本時間)にカタールのドーハ・エキシビジョン・アンド・コンベンション・センターで行われる。
組み合わせ抽選会では本大会出場32カ国を4チームずつ8組に分ける。31日に発表される3月の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングに基づき、32カ国をポット1-4に8チームずつ分ける。ポット1では「開催国」のカタールをA組に配置する。続いてFIFAランキング上位1-7位チームから1チームずつを選んでB-H組に編成する。ポット2、3、4でも1チームずつ選んでA-H組に配置する。大陸別配分のため同じ大陸の国が同じ組には入らない。ただ、13カ国が出場する欧州の場合、2カ国が同じ組に入るケースが生じる。
29日現在、本大会32カ国のうち20カ国がカタール行きを決定している。新型コロナのパンデミックとロシアのウクライナ侵攻の余波で日程が遅れたからだ。全32チームのうち29チームの出場が確定している時点で組み合わせ抽選が行われる。6月の大陸間プレーオフ(PO)で勝利する2チーム、欧州プレーオフA組1位チームはポット4に入り、後に各組に配分される。韓国サッカーの「レジェンド」朴智星(パク・チソン)が今回の組み合わせ抽選に招待された。
今週も各大陸別の地域予選、評価試合が行われている。試合の結果によって本大会出場国とFIFAランキングが変わる。
FIFAランキング29位の韓国はポット3に入る可能性が高い。24日の最終予選でイランに勝利したうえ、FIFAランキングの競争国が不振だからだ。累積点数を考慮すると韓国は本大会進出国のうちFIFAランキングが16-23番目となり、ポット3に無難に入る見込みだ。
「ポット3」は最下位グループの「ポット4」より有利だ。しかし組編成の結果しだいで悲喜が分かれる。ポット2に入る可能性が高いドイツ(FIFAランキング11位)と同じ組になる可能性もある。オランダ(FIFAランキング10位)もポット2が有力だ。ポット1で「W杯5回優勝国」ブラジルまでが同じ組に入れば、16強(決勝トーナメント)入りは「茨の道」となる。さらにポット4で欧州PO通過チームまでが同組になれば「死の組」だ。6月の欧州POでガレス・ベイルがいるウェールズはウクライナ-スコットランド戦の勝者と対戦する。
ハン・ジュンヒ解説委員は「ドイツと同じ組になるのが最悪だ。韓国が2018年ロシアW杯で2-0で勝った当時のドイツではない。バイエルン・ミュンヘンの指揮官だったハンジ・フリック監督が代表チームを引き継いだ後、欧州予選で完ぺきな姿を見せた。ポット4で最も避けたい相手は欧州PO通過チーム」と説明した。
最も望ましい組はポット2が予想される米国、ポット4が予想されるチュニジアと同じ組になる場合だ。米国は北中米予選2位で、チュニジアはアフリカ最終予選第1戦でマリに1-0で勝利した。
ポット1はロメル・ルカク(チェルシー)のベルギー、ハリー・ケイン(トッテナム)のイングランド、リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)のアルゼンチンなど。ハン委員は「ポット1はどのチームが望ましいというレベルではない」とし「いっそのこと、ブラジルやフランスのように圧倒的な1強、そして無難な2チームと同じ組に入るのがよい。2010年の南アフリカW杯でアルゼンチンが3勝し、韓国はギリシャに勝ってナイジェリアと引き分ける1勝1敗1分けで16強入りした。4チームうち1チームだけ実力が卓越している方がよい場合もある」と話した。
韓国が最善と最悪のシナリオを問いただすのは意味がないという指摘もある。2014年ブラジルW杯当時、韓国がベルギー・ロシア・アルジェリアと同じ組に入ると、「理想的な組」として楽観的な予想が多かった。しかし韓国は「獲物」と見なしていたアルジェリアに2-4で惨敗し、2敗1分けで敗退した。
希望が感じられるのは最終予選の雰囲気が良かった点だ。ワールドクラスの孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)がいる点も大きい。一方、英ザ・サンの仮想組み合わせ抽選の結果、韓国はフランス、デンマーク、マリとF組に入った。
◆カタールW杯組み合わせ抽選
日時および場所:4月2日午前1時 カタール・ドーハ
方法:32カ国を4チームずつ8組に編成。FIFAランキングに基づき1-4番ポットに8チームずつ分けられ、1つの組に1チームずつ入る(同じ大陸は同じ組に編成されない。欧州は例外)。
ポット1(開催国+本大会出場国のうちFIFAランキング上位1-7番目)、ポット2(8-15番目)、ポット3(16-23番目)、ポット4(24-28番目、大陸間PO勝利2チーム、欧州POA組1位チーム)。FIFAランキング29位の韓国はポット3が有力
◆仮想組み合わせ抽選(29日基準、32チームのうち20チーム確定)
「理想的な組み合わせ」ベルギー(?)-米国-韓国-チュニジア(ブラジルなど圧倒的な強豪チームが1つだけ入るのが有利な場合も)
「最悪の組み合わせ」ブラジル-ドイツ-韓国-ウェールズ
組み合わせ抽選会では本大会出場32カ国を4チームずつ8組に分ける。31日に発表される3月の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングに基づき、32カ国をポット1-4に8チームずつ分ける。ポット1では「開催国」のカタールをA組に配置する。続いてFIFAランキング上位1-7位チームから1チームずつを選んでB-H組に編成する。ポット2、3、4でも1チームずつ選んでA-H組に配置する。大陸別配分のため同じ大陸の国が同じ組には入らない。ただ、13カ国が出場する欧州の場合、2カ国が同じ組に入るケースが生じる。
29日現在、本大会32カ国のうち20カ国がカタール行きを決定している。新型コロナのパンデミックとロシアのウクライナ侵攻の余波で日程が遅れたからだ。全32チームのうち29チームの出場が確定している時点で組み合わせ抽選が行われる。6月の大陸間プレーオフ(PO)で勝利する2チーム、欧州プレーオフA組1位チームはポット4に入り、後に各組に配分される。韓国サッカーの「レジェンド」朴智星(パク・チソン)が今回の組み合わせ抽選に招待された。
今週も各大陸別の地域予選、評価試合が行われている。試合の結果によって本大会出場国とFIFAランキングが変わる。
FIFAランキング29位の韓国はポット3に入る可能性が高い。24日の最終予選でイランに勝利したうえ、FIFAランキングの競争国が不振だからだ。累積点数を考慮すると韓国は本大会進出国のうちFIFAランキングが16-23番目となり、ポット3に無難に入る見込みだ。
「ポット3」は最下位グループの「ポット4」より有利だ。しかし組編成の結果しだいで悲喜が分かれる。ポット2に入る可能性が高いドイツ(FIFAランキング11位)と同じ組になる可能性もある。オランダ(FIFAランキング10位)もポット2が有力だ。ポット1で「W杯5回優勝国」ブラジルまでが同じ組に入れば、16強(決勝トーナメント)入りは「茨の道」となる。さらにポット4で欧州PO通過チームまでが同組になれば「死の組」だ。6月の欧州POでガレス・ベイルがいるウェールズはウクライナ-スコットランド戦の勝者と対戦する。
ハン・ジュンヒ解説委員は「ドイツと同じ組になるのが最悪だ。韓国が2018年ロシアW杯で2-0で勝った当時のドイツではない。バイエルン・ミュンヘンの指揮官だったハンジ・フリック監督が代表チームを引き継いだ後、欧州予選で完ぺきな姿を見せた。ポット4で最も避けたい相手は欧州PO通過チーム」と説明した。
最も望ましい組はポット2が予想される米国、ポット4が予想されるチュニジアと同じ組になる場合だ。米国は北中米予選2位で、チュニジアはアフリカ最終予選第1戦でマリに1-0で勝利した。
ポット1はロメル・ルカク(チェルシー)のベルギー、ハリー・ケイン(トッテナム)のイングランド、リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)のアルゼンチンなど。ハン委員は「ポット1はどのチームが望ましいというレベルではない」とし「いっそのこと、ブラジルやフランスのように圧倒的な1強、そして無難な2チームと同じ組に入るのがよい。2010年の南アフリカW杯でアルゼンチンが3勝し、韓国はギリシャに勝ってナイジェリアと引き分ける1勝1敗1分けで16強入りした。4チームうち1チームだけ実力が卓越している方がよい場合もある」と話した。
韓国が最善と最悪のシナリオを問いただすのは意味がないという指摘もある。2014年ブラジルW杯当時、韓国がベルギー・ロシア・アルジェリアと同じ組に入ると、「理想的な組」として楽観的な予想が多かった。しかし韓国は「獲物」と見なしていたアルジェリアに2-4で惨敗し、2敗1分けで敗退した。
希望が感じられるのは最終予選の雰囲気が良かった点だ。ワールドクラスの孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)がいる点も大きい。一方、英ザ・サンの仮想組み合わせ抽選の結果、韓国はフランス、デンマーク、マリとF組に入った。
◆カタールW杯組み合わせ抽選
日時および場所:4月2日午前1時 カタール・ドーハ
方法:32カ国を4チームずつ8組に編成。FIFAランキングに基づき1-4番ポットに8チームずつ分けられ、1つの組に1チームずつ入る(同じ大陸は同じ組に編成されない。欧州は例外)。
ポット1(開催国+本大会出場国のうちFIFAランキング上位1-7番目)、ポット2(8-15番目)、ポット3(16-23番目)、ポット4(24-28番目、大陸間PO勝利2チーム、欧州POA組1位チーム)。FIFAランキング29位の韓国はポット3が有力
◆仮想組み合わせ抽選(29日基準、32チームのうち20チーム確定)
「理想的な組み合わせ」ベルギー(?)-米国-韓国-チュニジア(ブラジルなど圧倒的な強豪チームが1つだけ入るのが有利な場合も)
「最悪の組み合わせ」ブラジル-ドイツ-韓国-ウェールズ
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