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米国居住の韓国系高齢者60%「満足できない」…アジア系の中でも満足度最下位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[シャッターストック]

米国に居住するアジア系高齢者の暮らしの満足度が他の人種に比べて低いということが分かった。特に、アジア系の中でも韓国系高齢層の満足度が最下位だった。

聯合ニュースによると、現地時刻で28日、米家庭医学委員会(ABFM)学術誌に掲載されたカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)研究チームの「アジア系米国高齢者の暮らしの満足度」研究で「自身の人生に満足感を表わしたアジア系高齢者は全体標本の54%に過ぎなかった」という調査結果が出た。

これは他の人種の平均満足度の80%に比べて著しく低い数値だ。


今回の研究は米国で州単位で実施される最も大きな保健調査である2018年カリフォルニア保健調査資料を土台に、韓国・中国・フィリピン・ベトナム系などを含む65歳以上の高齢者8200人の標本を抽出して実施された。

研究結果、社会・感情的に必要な支援を受けていると答えたアジア系米国人も全体の56%にとどまった。他の人種の場合、この数値も80%に迫ってきた。

特に、国別には韓国系高齢者が最も大きな不満足を示した。

40%の韓国系高齢者だけが自身の暮らしに満足していると回答し、ベトナム(47%)、中国(48%)、フィリピン(77%)系より少なかった。社会・感情的に必要な支援を受けていると答えた韓国系高齢層は30%に過ぎず、さらに低かった。

反面、中国系57%、フィリピン系59%、ベトナム系65%は必要な支援を受けていると答えた。

研究を主管した研究チームによると、NBC放送とのインタビューで「アジア系高齢者が他の人種よりさらに豊かに暮らしているというのは誤った通念の一つ」として「今回の調査で彼らが一般的に思うより良く過ごせていないという事実を確認することができる」と指摘した。



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