ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領
ニューヨーク・タイムズは21日、ファッション評論家バネッサ・フリードマン氏の寄稿を通じ、彼のTシャツがウクライナ国民の力と愛国心を象徴すると解釈した。
彼のTシャツ姿は戦乱で困難に直面した国民と連帯するという明確な表現だとフリードマンは説明した。フリードマン氏は「そのTシャツはゼレンスキー大統領がもともと平凡な男性だったという点を思い起こさせる。道路で戦う市民軍との連結の輪であり彼らの苦難を共有するという表示」と分析した。
彼はSNS映像だけでなく、欧州議会と英国議会、米国議会で演説する時もTシャツ姿で出た。著名投資家のピーター・シフ氏は「状況が苦しいのは理解するが、ウクライナ大統領はスーツ1着もないのか」というツイートでゼレンスキー大統領のTシャツをこき下ろして世論の非難を浴びた。
フリードマン氏は「彼のTシャツは演説対象(米議会)に対するゼレンスキー大統領の無礼ではなく、彼が代弁する人々(ウクライナ国民)に対する尊重と忠誠の表示」と反論した。
第2次世界大戦当時に中折帽に蝶ネクタイを結んだチャーチル英首相の服装と比較されたりもする。
反対にプーチン大統領は18日にロシアが強行したクリミア併合8周年記念式で1600万ウォン相当のブランド品のダウンを着て関心を引いた。
一方、韓国ではコロナ禍後に政府や防疫担当者が会議や会見の際に着用する黄色いジャンパーが非常状況の服装という認識を与えている。
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