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「アジア系XX」衝撃の1分映像…女性の顔を125回殴打

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米国ニューヨークで、帰宅した60代女性が容疑者から暴行を受ける様子。[写真 ヨンカーズ警察局 YouTube キャプチャー]

米国ニューヨークで一人のアジア女性が40代男性に約1分間に125回以上も殴打される人種差別犯罪が発生した。

14日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズなどによると、11日午後、ニューヨーク州ヨンカーズで帰宅したアジア女性Aさん(67)がマンションの入口で男性B(42)に激しく殴られたと報じた。

警察はAさんがマンションの前に立っていたBさんに「アジア系XX」という人種差別的な悪口を浴びせられ、Aさんがこれを無視してマンションの入口に入ってロビーに入る扉を開こうとすると、Bが背後からAさんの頭に殴りかかったと明らかにした。


警察が公開した映像では、Bは床に倒れ込んだAさんの頭部や顔面に向かって125発ほど拳を振るい、足蹴りを7回した後、唾を吐いてその場を離れた。このような暴行は1分30秒間続いた。

警察は当日午後6時11分ごろ現場に出動してマンションの外に立っていたBを発見して捕まえた。警察はBが殺人未遂と2級暴行容疑で起訴され、ヘイトクライム(憎悪犯罪)容疑も適用されたと発表した。

ヨンカーズ警察局長は声明を通じて「これは私が見たものの中で最も鳥肌が立つ犯罪の一つ」とし「無力な女性を殴るのは卑劣なことで、人種を理由に女性を標的とするのはもっと卑劣なこと」と明らかにした。

暴行を受けた女性は頭と顔に多数の打撲傷と裂傷、顔骨骨折、脳出血などを受けて重症外傷センターに運ばれ、現在は安定を取り戻した状態だという。

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が始まって以来、米国ではアジア人を狙った人種差別犯罪が絶えず、最近ニューヨークでは増加傾向にあるという。

2日(現地時間)にはニューヨーク・マンハッタンで2時間にアジア系女性7人を攻撃した容疑で28歳の男性がヘイトクライムなどの容疑で起訴されたことがある。



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