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【コラム】韓国大統領選の討論で基軸通貨めぐる議論…ドルはどうして基軸通貨になったのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇流動性・信頼性ともに確保しなくては

ドルの代案として最初に考えられるのがユーロだが、ドル建ての米財務省国債と違いユーロ建て国債は発行国により実際にさまざま種類が存在しており、ひとつの国際資産とみるのは難しい。そのため十分な流動性確保も難しい。同じユーロで発行されてもイタリアやギリシャ、そしてドイツで発行された国債をひとつの債券とみるのは難しいという意味だ。したがって国際金融取引と価値保存が可能な水準の国債発行量が存在しない。例えば、発行量が多い代表的な国債が国内総生産(GDP)比の政府負債比率が184%(2020年)に達するイタリア政府発行国債だが、これを価値安定性を持つ資産とみるのは難しい。ドイツ政府が発行した国債は比較的信頼を得て価値安定性はあるが、国債発行を厳格に管理するドイツの特性上、国際金融取引に向けた大規模な量は確保しにくい。

英ポンドはポンド建て国債発行量が国際金融取引に向けた十分な流動性を確保するほどにはなりにくく、英国の経済規模と安定性もやはりドイツを含むユーロ体制に比べると長期的にポンド価値を保障できるほどにはなりにくい。日本の場合はGDP比の政府負債比率が270%(2020年)に達するほど日本国債の発行量が多く、流動性が存在し比較的経済に対する信頼度が良好だ。だが多くの日本国債は自国の金融機関をはじめとする国内保有分のため海外取引量は多くない。海外で大挙流通すれば日本経済に対する信頼が維持されるのか確信しがたい。


◇財政弱ければ基軸通貨は不可能

もちろん最近、中国の経済発展とともに人民元の可能性が語られるが、現在の人民元は基本的に外国為替取引が事実上統制され国際的に通用する通貨とみるのは難しい。外国為替市場で流出入が自由でない通貨を大規模国際金融決済に使ったり長期的な価値を保存する手段とみることはできない。

結局、相当量の国債を発行しこれを国際金融市場で売却しても該当発行国の信頼度が影響を受けない国で発行する通貨であり自由に外国為替取引が可能な通貨でこそ基軸通貨としての役割が可能だという意味だ。結局いまはドルしかないわけだ。そしてさらにはユーロ、ポンド、円のように国際的にある程度流通する通貨といってもこのような観点から基軸通貨と呼び難い。また、基軸通貨ではないが、国際的に流通する通貨としてユーロを使っていても財政健全性が悪化したギリシャ、スペイン、イタリアのすべてで危機が発生し欧州が財政・通貨危機に巻き込まれたように、財政健全性に対する信頼が落ちかねない状況ではいつでも危機が発生する可能性があるということを憶えておかなければならない。

成太胤(ソン・テユン)/延世(ヨンセ)大学経済学部教授


【コラム】韓国大統領選の討論で基軸通貨めぐる議論…ドルはどうして基軸通貨になったのか(1)

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