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<韓国大統領選>李候補「ウクライナ事態は初歩政治の結果」…尹候補「平和は抑止力で維持」

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

25日、大統領候補テレビ討論が行われた。左から正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補、国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補。 [国会写真記者団]

25日に行われた韓国大統領候補テレビ討論では、「南北関係と外交・安全保障政策」に関連して最近のウクライナ事態が取り上げられた。与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補は「初歩政治家がどのような結果を招いたかを見るべきだ」と述べ、最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補は「李候補の安保思想は不足している」と受け返した。

◆北朝鮮の核問題への対応

安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補=尹候補が考える北核関連の拡張抑止の具体的な案は何か。


尹錫悦候補=米国が保有する核兵器とICBM(大陸間弾道ミサイル)、戦術核などで北の核の脅威に対応することだ。韓米間の核の使用とその手続きに我々が深く関与して参加できる、そのようなシステムだ。

安哲秀候補=戦略核でなく戦術核を話しているのか。

尹錫悦候補=カリフォルニア州バンデンバーグ(空軍基地)で使用するのは戦略核で、そこで爆発力を調節して戦術核と同じく使用できる。

安哲秀候補=グアムや沖縄に我々が使える戦術核があるが、米国本土のICBMを使用するという言葉であり、とうてい理解できない。

尹錫悦候補=グアムにある戦術核を戦闘機に載せて対応するより、バンデンバーグにある戦略核を爆発力を縮小して戦術核規模で対応する方が時間もかからない。

李在明候補=尹候補は依然として戦術核を韓半島(朝鮮半島)に再配備しようと主張しているか。

尹錫悦候補=戦術核の韓半島配備を主張したことは一度もない。

◆韓米同盟

李在明候補=韓米同盟は軍事安保同盟から技術・経済・環境など包括同盟に発展した。尹候補は最近、韓米同盟が包括安保同盟に進むべきだと述べたが、すでに韓米首脳が合意したものと何が違うのか。尹候補はそのようなことが多い。求職アプリや芸術高校もすでにあるのに新しくつくると話す。

尹錫悦候補=軍事だけでなく安保も経済と分離できない状況であり、包括的な同盟が必要だという話をした。公約で必ずしも何か新しい理論を出さなければいけないのか。

李在明候補=市中にはこのような声がある。尹候補は氷河に乗って来たドゥリーのようだと。聞いたことがあるか。

尹錫悦候補=正常な質問をしてほしい。

◆ウクライナ事態

李在明候補=ウクライナで初歩政治家が大統領になり、NATO(北大西洋条約機構)加盟を公言してロシアを刺激したため、結局、衝突することになった。尹候補はとても荒くて乱暴で、THAAD(高高度防衛ミサイル)配備や先制打撃を簡単に話すが、ウクライナ事態を見て撤回する考えはないのか。

尹錫悦候補=李候補は安保思想が不足し、内容をよく分かっていないようだ。平和は確実な抑止力を持ってこそ維持される。民主党政府や李候補は紙とインクの終戦宣言を強調するが、北が核開発を放棄していない状態ではウクライナのように脅威となる可能性がある。

李在明候補=尹候補は戦争をあまりにも安易に考えている。米国では韓半島の戦争危機が高まっている4つの原因の一つに尹候補を話す。外交的に協議や意思疎通を徹底的にしながら管理すべきであり、大きなことばかりを言ってよいのか。

尹錫悦候補=李候補はウクライナ事態が発生すると、地球の反対側の遠い国のことで我々とは関係がないと話した。

李在明候補=尹候補は本当によく嘘を言うようだ。私が話したのは遠い国のことだが、韓国の株価が落ちるほど影響があると話した。一部を切り離して歪曲してはいけない。



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