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<北京五輪>韓国ショートトラックコーチ、釈然としない判定に抗議…手には「100ドル」札

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

6日、中国北京首都体育館で韓国ショートトラック代表チームが訓練をしている。[写真 北京=キム・ギョンロク記者](中央日報日本語版)

2022北京冬季オリンピック(五輪)ショートトラック1000メートル準決勝で韓国代表選手たちが釈然としない判定で失格となり、開催国に対する国民的な怒りが大きくなっている。このような中で、韓国ショートトラック代表チームのアン・チュンヒョン・コーチが100ドル札と書面抗議書を手に持って抗議する姿が確認された。

7日午後、アン・コーチは中国北京首都体育館で開かれた2022北京冬季五輪ショートトラック男子1000メートル準決勝で、黄大憲(ファン・デホン)と李俊瑞(イ・ジュンソ)の失格判定に対して審判に直接抗議した。

この時、アン・コーチは片方の手に書面抗議書と現金100ドル(約1万1550円)札を持って審判に対して両手を挙げてアピールした。これは国際スケート連盟(ISU)規定に則った適合した抗議(Protest)手続きだ。


ISU規定によると、競技判定に対して抗議を提起するためには、決められた時間内に100スイスフラン(約1万2500円)あるいはこれに相当する他の貨幣(ドルやユーロ)を添えてレフェリーに書面で抗議書を提出しなければならない。

水泳の場合は異議申請のために100スイスフランが必要で、フェンシングの場合は80ドルを国際フェンシング連盟に出さなければならない。

国際ボクシング連盟は500ドルを保証金として要求していて、異議申請が受け入れられても手数料100ドルを追加で支払うよう規定している。

反面、テコンドーは保証金なくても異議申請ができ、柔道には異議申請制度そのものがない。

保証金の場合、各協会が金額を定めているため種目によって保証金金額が異なる。これは無分別な抗議を防ぐための規定で、抗議が受け入れられればお金は返還されるが、反対の場合には返してもらえない。

一般的に抗議は競技終了後30分以内に、審判構成に関する抗議は発表後1時間以内に、点数計算錯誤に関する抗議は24時間以内と定められている。

一方、この日開かれた2022北京冬季五輪ショートトラック男子1000メートルで、ISU審判は黄大憲と李俊瑞に対してレーン変更で反則を犯したという理由で失格判定を下した。これについてアン・コーチはISU規定に則って公式抗議手続きを踏んだ。

翌8日、ISUは連盟規定に基づいて審判は該当の抗議を受け入れないと発表した。



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