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「口が腐った」西安1300万人封鎖の衝撃文…中国当局、暴露者のアカウント爆破か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国西安の封鎖状況を伝えたフリージャーナリスト江雪氏の『長安十日』。[写真 微信 キャプチャー]

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大で封鎖が続いている1300万人口の大都市、中国西安で起きていることを市民の目で伝えた『長安十日』(長安は西安の旧称)が全面削除された。この文章が「第2の武漢日記」として注目を浴びて「ゼロコロナ」政策に対する不満を懸念した中国当局が削除措置を講じたという見方が出ている。



9日、台湾中央通信社などによると、前日午後からフリーランサー記者の江雪氏が微信(WeChat)に投稿した『長安十日』原文が読めなくなっている。江雪氏のアカウントを登録しているユーザーがこの投稿文を読もうとすると「『公開アカウント情報サービス管理規定』に違反したという申告があった」「法規に基づき、関連内容を表示することはできない」などの案内が登場する。


微信公式アカウントサービスでも、9日現在、江氏のアカウントは検索できなくなっている。同時に、微信と微博に広まった『長安十日』関連のコメントのほとんどが削除された。

ただ『長安十日』が混乱を扇動していると非難する趣旨のコメントは残っている状況だ。中国内で起きた論争の中でも『長安十日』擁護を主張した元環球時報編集長、胡錫進氏のコメントは削除された。

中国メディアの調査報道記者出身で2015年にフリージャーナリストに転向した江氏は今月4日、江氏が都市全体封鎖の中で困難を強いられている西安市民の様子を記した『長安十日』を発表した。『長安十日』には政府と官営メディアの宣伝とは違い、ごり押し式隔離の中で食べるものを手に入れることにも困っている住民の様子を詳細に描写した。江氏のこの文は大きな反響を呼び、国際的にも「第2の武漢日記」として注目を浴びた。



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