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「文大統領は唇がただれて…なぜ外交成果を蔑むのか」…大統領府が反論

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オーストラリアを国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が13日午前、キャンベラ国会議事堂を訪問してスコット・モリソン豪首相とともに単独首脳会談に先立ち記念撮影を行っている。[写真 青瓦台]

青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官が19日、「コロナ日常回復の準備不足で国民にまた苦痛を与えることになったことを大統領も謝罪したが、だからといって大統領のオーストラリア国賓訪問の成果まで蔑むのは国家と国民のための姿勢ではない」と述べた。



朴首席秘書官はこの日、フェイスブックに「ブリーフィングにない大統領の言葉」を載せ、12日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領のオーストラリア国賓訪問について「きわめて一部かもしれないが『この渦中に海外に行くか』という非難が目に入る。オーストラリア側の度重なる要請と決められた国賓訪問を先延ばしすることはできなかった」とし「大統領は資源富国のオーストラリアの核心鉱物確保を通したサプライチェーン強化という貴重な成果を出した」と主張した。


文大統領は3泊4日間のオーストラリア国賓訪問を終えて15日に帰国した。朴首席秘書官は文大統領のオーストラリア訪問成果を一つ一つ説明した。

朴首席秘書官は「オーストラリアは世界的な核心鉱物保有国」とし」「サプライチェーン確保と多角化にオーストラリアほど有利な国は少ない。さらに我々のK9自走砲とK10弾薬運搬装甲車1兆ウォン(約957億円)規模の輸出という大きな国益をもたらすオーストラリア訪問だっただけに、いくら高く評価しても足りないと評価する」と強調した。

朴首席秘書官は17日のウズベキスタン大統領との首脳会談についても、尿素水不足で確認されたグローバルサプライチェーンの脆弱性を補完して安定させるためだと説明した。

朴首席秘書官は「文大統領はオーストラリアから帰国した後すぐにウズベキスタンとの首脳会談で『希少金属(レアメタル)多角化』のための協力に合意した」とし「帰国する飛行機内でも大統領は休む暇もなくウズベキスタンとの首脳会談の資料に目を通さなければならなかった」と伝えた。

また「国内到着後にPCR検査を受けた大統領は官邸に到着すると、コロナ関連報告書を夜中まで読んで状況を点検した。そして数時間の休養を取るよう望んだが、すぐにティータイム参謀会議を開いた」と説明した。

続いて「数日ぶりに会った大統領の唇はただれていた。会うことも申し訳ないが、コロナ防疫強化措置で苦痛を受ける国民を考えれば大統領に『どれほど苦労が多かったのか』という一言も言うことができない」とコメントした。



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