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韓国系ミス・アメリカ誕生…大会100年の歴史で初

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「ミス・アメリカ2022」で優勝した韓国系3世のエマ・ブロイルズさん。[写真 エマ・ブロイルズさんのフェイスブック キャプチャー]

「最初は大変だったが、ADHD(注意欠如・多動性障害)を公開的に告白したのは正しい選択でした」。韓国系として初めてミス・アメリカ大会で優勝したエマ・ブロイルズさん(20)の言葉だ。ブロイルズさんは今月16日、コネチカット州で開かれた「ミス・アメリカ2022」で栄光のティアラを被った。アラスカ州代表としても初優勝者となった。

ブロイルズさんは17日、アラスカ地域メディアとのインタビューで「ミス・アメリカとして重要な目標の一つは共感できる人になること」としながら「私と繋がりがあると感じる人々がいるため」と話した。ブロイルズさんは19歳のときにADHDと診断されて皮膚病でも苦しんだと吐露した。ブロイルズさんはダウン症候群の兄と一緒に発達障がい者のためのスペシャルオリンピックに参加した履歴もある。




ブロイルズさんの母親は韓国系、父親は白人だ。母方の祖父母は50年前に「アメリカンドリーム」を夢見て韓国から米国に渡ってきた。ブロイルズさんは母方の祖父母が彼女のミス・アメリカ優勝を聞いて非常に喜んだと伝えた。ブロイルズさんは「一緒に舞台に立った韓国系も多かった」と紹介した。

今回のミス・アメリカ大会の審査はルックスよりは女性のリーダーシップと才能、コミュニケーション技術に焦点を合わせて行われたと主宰側は説明した。水着審査は2018年に廃止された。今回の大会で参加者はズボンを履いて舞台に登場した。

USAトゥデイによると、ブロイルズさんは「スポンサーの高位役員が不適切な接近をしてきた場合、どのように対処するか」という質問を受けた。ブロイルズさんは「誰も私をそんなふうに扱われることをっておかないだろう」としながら「女性はモノのように扱われるべきではなく、不適切な状況に対して怒りを表現できる存在」と答えた。

ブロイルズさんはアリゾナ州立大で生医学を勉強している。将来の夢は皮膚科専門医だ。ミス・アメリカ大会で優勝したブロイルズさんは100周年のティアラと賞金10万ドル(約1136万円)を受け取る。



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