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子供番組の韓国系キャラクター登場に米国保守派議員「正気か」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

マット・シュラップ議長のSNS

米国の最長寿の子ども向けテレビ番組『セサミストリート(Sesame Street)』に韓国系の人形のキャラクターが登場することについて、米保守派議員が批判した。

17日(現地時間)、米ビジネスインサイダーなどによると、保守政治行動会議(CPAC)のマット・シュラップ議長は15日、自身のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でセサミストリートに韓国系キャラクター「ジヨン」が出るという記事を引用した。

マット・シュラップ議長は、同番組の人気キャラクター「アーニー(Ernie)」と「バート(Bert)」に言及し、「アーニーとバートはどんな人種なのか」と述べた。シュラップ議長はセサミストリートを放映する米公営放送PBSについて「正気ではない」とし「PBSに対する資金支援を中断しなければならない」と主張した。


セサミストリートは1969年の初回放送以来、初めてアジア人キャラクターを登場させることにした。このキャラクターは7歳の韓国系の子供「ジヨン」で、25日放送のスペシャルエピソードで初登場する予定だ。

しかし、米国保守陣営側ではPBSが偏っていると不満を示している。彼らは先にセサミストリートのキャラクター「ビッグバード」が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種をしたことを巡り「政治宣伝をしている」と反発した。当時、米共和党テッド・クルーズ上院議員は「5歳の子供たちを狙った政府のプロパガンダ(宣伝)」と主張した。

ビジネスインサイダーは「最近、セサミストリートは米国の保守と進歩陣営の仲を激化させる文化戦争の新たな戦線になった」と評した。



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