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一触即発の南シナ海…日米中の軍艦入り乱れる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

南シナ海で米国軍の原子力空母カールビンソン(後方)と日本海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「かが」が合同演習を行っている。[写真 米海軍]

最近南シナ海で日米中の軍艦が入り乱れて一触即発の緊張状態だったことが明らかになった。



1日にベトナムのツイッターアカウント「@duandang」が公開した先月31日の衛星写真からだ。この写真によると、ブルネイ~シンガポール~ベトナムの近海で3カ国の軍艦が近い距離で航海していた。相手の訓練または機動を見守ったり、妨害しようとする目的とみられる。


まず米国の原子力空母「カールビンソン」がイージス巡洋艦「シャイロー」「レイク・シャンプレーン」、イージス駆逐艦「ストックデール」が海上で任務を遂行していた。しかし中国人民解放軍海軍のフリゲート艦の054A型、コルベット艦の056型がカールビンソンと比較的近い距離で航海していた。

また、815型情報艦とみられる船舶も近くにいた。情報艦は相手の電波情報を収集して無線をモニタリングする目的の軍艦だ。

これより北側には日本の海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦である「かが」が他の護衛艦とともに船首を北に向けようとしていた。

「かが」は名前こそ護衛艦(駆逐艦)だが、「いずも」とともに事実上の軽空母だ。2019年5月に日本を訪問した当時のトランプ米大統領がこの船に上がり日米同盟を強調した。日本はステルス戦闘機であるF-35Bライトニング2を運用するため来年から「かが」の改造作業に入る。

一方、「かが」の船隊の南側では中国の054A型フリゲート艦が追尾している形だった。

米国のカールビンソンと日本の「かが」は先月25日から南シナ海で合同演習を行っていた。そのため中国がこの演習を牽制しようとしていたものと分析される。





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