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【コラム】宇宙開発に出遅れる韓国、大統領が直接宇宙開発率いなくては(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年5月に打ち上げられた日本のH2-Bロケット。液体メインロケットに固体ロケットブースターを取り付けた。[写真 JAXA]

国際協力も重要だ。韓国は来年8月に軌道船を米国のスペースXロケットに載せて打ち上げる予定だ。月軌道船は月の上空100キロメートルを約1年間回り観測任務を遂行することになる。この過程で米国の深宇宙通信ネットワークの協力を受けなければならない。米国なしでは不可能なことだ。韓国は米国が主導する有人月探査計画であるアルテミス計画にもオーストラリア、日本、カナダなどに続き10番目の国として参加することになった。

宇宙開発の内容と規模が活発になるほど、韓国も宇宙協力の対象国になるほど実力を蓄積していかなくてはならない。今後の世界は地球観測から月基地建設、火星・金星・小惑星探査など宇宙開発がさらに活発になるだろう。そのため人工衛星保有も3トン程度の気象衛星など大型衛星と500キログラム台の小型衛星を混合して使う時代に進むだろう。半導体技術と光学レンズ技術の発達で500キログラム台の小型衛星も過去に大型衛星が役割を担当した地球観測の解像度とほぼ同水準に高まり精密な観測が可能になった。

より多くの小型衛星を保有すれば地球の特定地点、特に北朝鮮の様子を見るのに有利だ。低軌道を回る小型衛星は高度3万6000キロメートルの静止軌道に浮かんでいる衛星と違い1日に数回以上地球を周回しなくてはならない。それだけ常時観測が難しい。だが複数の小型衛星を連結すれば1日に複数回にわたり細かい観測ができる。


10基の情報衛星を持っている日本と宇宙情報を協力すれば北朝鮮の指導者金正恩(キム・ジョンウン)の動線もより細かく探知できる。日本が韓国と軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を結んだのは北朝鮮から脱出した脱北者の情報を望むためだろう。韓国の立場でもGSOMIAを通じさらに細かい衛星情報、通信情報把握情報などを得ることができ国益にもつながる。韓国が開発する予定の韓国型衛星航法システム(KPS)も基地局をインドとオーストラリアに構築しなくてはならないが、米国が先に立って助けている。宇宙の国際政治を改めて実感することになる。

宇宙はもう月と星の明かりを眺めるロマンの空間ではない。国家安保だけでなく台風の進路を観測し人命と財産を保護し、知らない場所を訪ねて行くのにも使うほど私たちの日常生活の中に深く入ってきている。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪ねて宇宙開発で始まった技術が民間分野に応用され使われる技術が何か資料を要請したことがある。その資料にはロケットの燃料タンクをより軽くしようと努力した技術が含まれていた。数百トンに達する燃料を載せながらも大気圧の6倍以上を耐えなければならない難しい技術だ。韓国のヌリ号の場合も燃料タンクの厚さは2.5ミリメートルにすぎない。こうした技術は私たちが日常生活の中で飲む飲み物や酒類にも使われている。重いガラス瓶に代わる薄いアルミニウム缶容器がそれだ。宇宙飛行士が着陸する時やどこであれ衝撃で負傷しないよう宇宙飛行服に空気を注入したが、この技術はナイキの靴に応用されエアーシューズが空前のヒットを打った。もうひとつ紹介するなら、自動車が走行中に衝突事故が発生した際に瞬時にエアバッグがふくらみ多くの命を守っているが、この技術も瞬時に点火される固体燃料ロケットの点火方式を応用したものだ。

韓国の宇宙開発は周辺国の日本と中国に比べそのスピードが非常に遅い。日本と中国のように指導者が腕をまくって引っ張っていかなくてはならないのに韓国はそうでない。日本でも政権のトップである首相が宇宙開発戦略本部長を務めている。韓国はこれまで科学技術情報通信部長官が宇宙委員会委員長を務め、最近では首相が委員長を務める側に方向を転換した。韓国は宇宙開発人材がとても足りておらず、産業体も宇宙開発に参入していくらもたたない。この際国の指導者が直接立ち上がって宇宙開発を先導し関連人材も早く育成しなければならない。そうでなければ10~20年後に地団駄を踏んで後悔することになる日がくるかもしれない。

ロシアの1段ロケットを借りて使ったナロ号ロケットが何度も失敗した時、日本のH-2ロケット開発を総指揮した五代富文博士に韓国が国産ロケットを開発できるか尋ねたことがある。五代博士はスマートフォンと自動車、造船などをリードする製造業大国の韓国が力を集めればロケット開発は難しいことではないと筆者に自信を与えた。ヌリ号打ち上げの成功を祈る。

キム・ギョンミン/漢陽大学政治外交学科特別功勲教授


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