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米国の850億ドルの武器がタリバンに?…「トランプが膨らませた数字」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米軍が置いて行った武器・装備で重武装したタリバン部隊の兵士ら。[SNS キャプチャー]

イスラム主義勢力タリバンは、米軍がアフガニスタンからの撤収を完了する前にアフガニスタン政府軍の降伏を受けて国を掌握した。米国がアフガニスタン軍に支援した武器と装備は自然な流れでタリバンに流れた。その規模が約98兆ウォン(約9兆3100億円)という主張が出てきた。

非営利ウェブサイト「ファクトチェック.org」(以下、ファクトチェック)は3日、「こうした主張は誇張されたもので事実でない」と指摘した。タリバンが占有した米軍軍事装備費用を共和党が膨らませたということだ。ファクトチェックはペンシルベニア大アネンバーグ公共政策センターが運営する超党派的、非政治的な非営利機関。

◆「98兆ウォン」の出どころは? トランプと共和党


98兆ウォンという数字はトランプ前大統領と共和党議員の口から最初に出てきた。トランプ前大統領は先月22日、アラバマ州での集会で演説し、「米軍が新型アパッチヘリコプター、武装したハンヴィー車両数千台、誰も見たことがない最先端装備など830億ドル(約96兆ウォン)の価値の装備を残して撤収した」と述べた。

共和党所属のジム・バンクス下院議員(インディアナ州)は先月30日と31日の記者会見で、「軍統帥権者が主導した不注意、性急、無能な軍撤収のため、850億ドル(約98兆ウォン)相当のすべての装備が残され、タリバンの手に渡った」と主張した。

トランプ前大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏は米国人1人あたりの負担金額に言及した。彼はツイッターに「850億ドル規模の軍装備がタリバンのテロリストに渡ったというのは、人口を3億2000万人とすると、すべての米国の男性、女性、子どもが1人あたり265ドルずつテロリストに与えたということだ」とコメントした。

◆2001年以降のアフガニスタン軍再建投入総額が98兆ウォン

ファクトチェックはこの金額は2001年にアフガニスタン戦争が始まって以降、アフガニスタン軍の再建に投入された総額だと明らかにした。正確には850億ドルでなく829億ドルと指摘した。

この総額の一部だけが軍事装備の購入に使われた。軍事専門家は装備の相当数がすでに消耗または作動不能で、装備の一部は国外に搬出したり現場で破壊したと説明した。米戦略国際問題研究所(CSIS)のアンソニー・コルツマン博士は「その数値は統計的には意味がない」と酷評した。

米軍がアフガニスタン軍に提供した軍事装備の相当数がタリバンに流れたのは事実だ。タリバンの戦士が米軍のハンヴィーに乗ってカブール市内を走り、タリバンの旗が付いたブラックホークを操縦し、米軍の拳銃と機関銃で武装した姿を見ても分かる。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は17日の記者会見で「国防物資の一つ一つがどこにいったのかは正確に分からないが、相当な数がタリバンの手中に入った」と認めた。

◆アフガニスタン軍の給与と訓練費用を含む…装備は約180億ドル

米アフガニスタン再建特別監察官室(SIGAR)の7月30日の報告書によると、この金額は米国が2001年にアフガニスタンを侵攻してから今年6月までアフガニスタン政府軍基金(ASFF)が支出を承認した総額であり、このうち一部だけが武器および軍事装備費用だ。アフガニスタン政府軍の給与と訓練、インフラ建設費用もここに含まれるため、「98ウォン分の武器」は間違った主張となる。

ASFFの総額の半分は「維持(sustainment)」項目に分類されるが、このうち最も大きいのがアフガニスタン政府軍と警察官の給与だった。弾薬の費用もここに含まれたが、2020年と2021年の弾薬が占めた比率は「維持」項目の5%にすぎなかった。

監察官室によると、2001年以降、ASFF総額の約4分の1の180億ドル以上が軍事装備などに使われた。

◆古くて退役

タリバンが米軍装備を確保したとしても米国を脅かすほどの使用は難しいという指摘もある。

軍事専門家らはタリバンが占有した軍事装備の価値は米軍がアフガニスタン軍に提供したものより低いとみている。20年の歳月が経過して装備の一部は作動しなくなり、一部は海外に移動、退役、破壊されたからだ。

CSISのコルツマン博士はアフガニスタンに提供された装備の大半は20年間ほど戦闘に使用された古いもので「ほとんどが処分された」と伝えた。

レキシントン研究所のローレン・トムソン軍事分析家は「米軍の装備は通常、専門技術者の幅広い支援が必要」とし「こうした専門家がいない場合、大半は摩耗と予備部品不足で使用できなくなる」という見方を示した。特に航空機がこれに該当し、短期間で動かなくなると予想した。

米軍が結果的にタリバンの手に残した軍事装備の価値を計算すると、最初の購買価格から価値が下落したことを考慮する必要があるという指摘もある。アフガニスタンに提供した武器の相当数はかなりの時間が経過していて、大きな価値はないということだ。

一例としてイラク戦争以降に米国に戻った装備の一部は使用可能な状態に復旧できず、結局は退役することになったと、トムソン氏は伝えた。アフガニスタンの武器を米国に搬送しても使用できるかどうか確実でないということだ。


米国の850億ドルの武器がタリバンに?…「トランプが膨らませた数字」(2)

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