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「1メートルの日本刀」襲撃受けた韓国検察捜査官、二度刺されるも制圧…大きな被害を防ぐ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10日、光州広域市東区芝山洞光州高等検察庁庁舎で職員が出入りしている。一日前、ここを訪れた40代男性が凶器暴動を起こし、検察職員が重傷を負った。チャン・ジョンピル・フリーランス記者

光州(クァンジュ)高等検察庁庁舎で凶器による襲撃を受けた捜査官が、数回にわたり攻撃を受けながらも、暴漢を取り押さえ、更なる被害を防いだことが分かった。

10日、光州高等検察庁・光州東部警察署などによると、前日午前9時50分頃、光州東芝山(トンチサン)洞・光州高等検察庁次長検査室前の廊下でA氏(48)が捜査官B氏に対し、長さ1メートルの日本刀を振り回して負傷させた。

検察庁社は部外者が勝手に出入りできないようにガラスの自動ドアがロックされていたが、A氏は凶器を使ってスクリーンドアを強制的に開けて入った。その後、高等検察庁次長検事付属室に続く通路に向かったところ、業務報告を終えて出てきたB氏に遭遇した。


A氏は突然凶器を振り回し、B氏は左脇腹を刺された。攻撃は止まらなかった。B氏は、A氏の更なる攻撃を腕で防いだ。この過程で、B氏は腕の内側をひどく負傷したが、A氏を転倒させて取り押さえ、大声で叫んで暴漢侵入の事実を知らせた。

B氏の声を聞いた他の職員6人が廊下に出てA氏を制圧し、警察と消防当局に通報して事件は一段落した。この事故でB氏は重傷を負い、病院で9時間近く手術を受けた。幸い、命に別状はない状態だ。

光州高等検察庁の関係者は、「職員の犠牲の精神で他の人への人命被害を防いだ」とし「今回の事件を深刻に捉え、再発防止対策を議論している」と述べた。

一方、調査の結果、A氏は、事件関係者でないことが分かった。しかし、慶尚南道(キョンサンナムド)から車を運転して光州高等検察庁を訪れ、1階で入構制止を受けると凶器を出し、「裁判に不満があって判事に会いにきた。判事室はどこか」と警備員を脅した。

A氏のブログでは、光州事件当時、ヘリコプター射撃を目撃したと証言した故・チョ・ビオ神父、セウォル号惨事、文在寅(ムン・ジェイン)政府などを罵る記事が見つかった。また、犯行前には、「全羅道(チョルラド)の奴らが復讐のために勉強した判事・検査・弁護士になって、ついには狂ったことをした」という文も投稿していた。警察はA氏に対し、特殊傷害の疑いで拘束令状を申請した。



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