第３段階距離の確保が施行されれば、私的な集まりは４人まで許される。同居家族は例外だ。顔合わせ食事会は最大８人、満１歳誕生日パーティは１６人まで可能だ。非首都圏は１９日から第１～２段階地域にも第３段階の私的な集まりの基準を追加防疫措置で施行してきた。「７月末８月初め」の休暇シーズンを迎えて休暇防疫対策も立てられた。非首都圏内の有名な海水浴場などで夜間飲酒が禁止される。デリバリーの料理も食べることはできない。宿泊施設が自主的に行うパーティー・行事も一切できない。

第３段階でキャバクラなど遊興施設は午後１０時まで営業することができる。だが、最近遊興施設から集団感染が相次ぎ発生しているため、遊興施設は集合禁止を積極的に勧告することにした。食堂・カフェは午後１０時以降には包装・デリバリーだけが可能になる。行事と集会は５０人未満が許される。結婚式・葬式などが該当する。親族以外の友達、職場の同僚まで含んで４９人まで集まることができる。宗教行事は収容人員の２０％以内で対面行事が可能だ。宗教施設の中での食事・宿泊は禁止だ。スポーツ観覧も２０％（室内・室外は３０％）を適用される。塾は運営時間の制限がない。

徳チョル（クォン・ドクチョル）中央災害安全対策本部第１次長（保健福祉部長官）は「今回の第４次流行はデルタ株の特性などで日常生活で『静かな感染』が急速に行われる特性がある」として「人が多く集まる場所を避けてほしい。集まらず密閉された室内施設の利用を注意することを呼びかける。夏期休暇はできる限り９月以降に延期し、長距離の旅行や移動を自粛してほしい」と呼びかけた。


文大統領はこの日、中央災害安全対策本部会議で「今のように流行が発生するたびに軍警、公務員をその場凌ぎに動員したり、臨時職を活用したりする方法には限界をあるしかなく、長続きできない」とし、「保健所の看護人材など公共医療人材を拡充して公共医療を強化するなどの根本的な対策を中央政府と地方自治体がともに立てるために強力な意志を集めてほしい」と述べた。


韓国、非首都圏の社会的距離の確保を第３段階に引き上げ…文大統領「もう少し忍耐を」（１）