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<東京五輪>選手村の天井の高さのため…頭も上げられない2メートルのロシア選手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

東京・晴海の五輪選手村 [写真 東京オリンピック組織委員会]

2020東京オリンピック(五輪)選手村で生活する選手らが不便を訴えている。

ロシアのバレーボール代表選手アルチョム・ボルビッチは19日、自分のインスタグラムに写真1枚を公開した。浴室の天井に頭がついて首を曲げている姿だ。




身長213センチのボルビッチには天井があまりにも低く、このような不満をユーモアを交えて表出したのだ。ボルビッチは20日に載せたコメントでも「(この狭いところに)ベッドもある」とし、迂回的に狭い空間を表現した。

ロシアメディアは東京五輪の選手村が「アジア人を中心に設計された」とし「背が高い選手は不便だ」と批判した。

同じチームのヤロスラフ・ポドレスニフもこの日、インスタグラムにボルビッチと同じポーズの写真を載せた。ポドレスニフも身長198センチの長身だ。

選手村内部のトイレは日本の建物によく見られる「ユニットバス」形態だ。別に組み立てて使用する空間であるため、居間や寝室など他の空間より天井の高さが低いことが多い。

選手の不満はこれだけでない。宿舎内のエアコンのリモコンがすべて日本語で表示されているため、カナダのテニス代表選手ガブリエラ・ダブロウスキーはこの日、インスタグラムに不満を表した。

選手らが不便を訴えると、ネットユーザーは「海外選手に対する配慮が足りない」と指摘している。

あるメットユーザーは「五輪を開催する国が長身の選手を考えないのか」とし「すべての国の人たちが日本人のように体格が小さいと思っているのか」と指摘した。一部では「選手の生活を不便にしてコンディションを悪化させようという意図があるのでは」というコメントもあった。

これに先立ち東京オリンピック組織委員会の橋本聖子会長は先月、五輪選手村が公開されると、「過去最高の選手村」と自画自賛していた。

しかし選手村の公式ベッド「段ボールベッド」の耐久性が疑問視され「性行為防止ベッド」と嘲弄されるなど、選手村の施設をめぐる雑音が続いている。



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