崔在亨元監査院長が15日、ソウル汝矣島の国民の力党舎を訪問し、李俊錫代表と肘で挨拶を交わしている。イムヒョンドン記者
大統領選挙出馬を宣言した丁世均(チョン・セギュン)元首相はこの日午後、自身のツイッターで「予想はしていたが、やっぱりそうだった」とし、崔元監査院長の入党を「国民への裏切り、神への裏切り、原則の裏切り」と述べ、「裏切り者は失敗する」と記した。
鄭清来(チョン・チョンネ)議員は崔元監査院長の辞任と国民の力入党を、それぞれ独立運動・親日派と比較した。鄭議員は「この方の曲がりくねった歩みを見て、この方がくれる教訓を考える」とし「独立運動中に独立運動の路線が合わないからと言って、すぐに親日派に加担してはならないのではないか」と述べた。
鄭議員は続けて「8月14日まで独立運動を行って8月15日に裏切る愚か者にならず、8月14日まで親日派だったのに8月15日に独立運動家だと欺くのも止めよう」とし「戦争中に司令官が気に入らないからと言ってすぐに敵陣に投降し、こちら側を銃で撃たなければならないのか」と崔元監査院長を攻撃した。また、鄭議員は「官職を受けるときは忠誠を誓い、甘い蜜をすべてむさぼってからあっさり捨てるような悪い人間性は持たないようにしよう」とも述べた。
金容民(キム・ヨンミン)議員も「崔元院長、国民の力入党は批判する時間すら惜しいほど情けない行動」と評価した。
この日、キム・ジヌク報道官は、書面によるコメントを出し、「監査院長の任期中に辞任し、すぐに政界に入党したことは、監査院の政治的中立性を毀損する反憲法的事例を残した」と批判した。
キム報道官は「監査院の政治的中立と独立は、民主主義の核心的価値だが、崔元院長がこれを甚大に毀損し、代表になるというのだから見るに耐えない」とした。
崔元監査院長は、先月28日、自ら監査院長を退いたが、17日後のこの日、ソウル汝矣島(ヨイド)国民の力党舎で李俊錫(イ・ジュンソク)国民の力代表と非公開の会合を持ち、入党の意思を伝えた。一般党員として入党した崔元院長は李俊錫代表に「政権交代の中心は、国民の力」とし、「青年のための国を作ろう」と述べた。
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