「日本人金メダリスト」コーナーに孫基禎選手を紹介する姿[写真 徐ギョン徳教授]
日本オリンピックミュージアムは韓国人マラソン選手の孫基禎、南昇竜(ナム・スンリョン)を日本人金メダリストと紹介している。表彰台に立つ孫基禎の写真を展示し、日本語で「孫基禎、2936年ベルリン大会陸上競技男子マラソン選手」という説明を付けた。同大会で銅メダルを獲得した南昇竜の名前もある。
またVANKは孫基禎を知らせるポスターをオンラインで配布している。国際オリンピック委員会(IOC)公式ホームページでは両選手が韓国人と紹介されているという内容、1936年ベルリン五輪当時の韓国は日帝植民地時代であり、光復(解放)後に孫基禎が1988年ソウル五輪で聖火リレーをしたという内容も含まれている。
さらにVANKは世界最大規模のオンライン署名サイト「change.org」に関連内容を載せて抗議した。VANK側は「日本オリンピックミュージアムが孫基禎、南昇竜の国籍を訂正しない限り、光復から76年が経過した今でも日本人の心の中には過去の反省がなかったと判断する」と指摘した。
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