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<ソウル市長選挙>「朴映宣候補のネガティブ攻勢、ぜひ理性を取り戻してほしい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴映宣(パク・ヨンソン)共に民主党候補(右)と呉世勲(オ・セフン)国民の力候補が4日午後、ソウル市瑞草洞の教会で行われた「2021韓国教会復活節連合礼拝」で会い、あいさつしている。7日の補欠選挙日には午後8時まで投票できる。 オ・ジョンテク記者

野党第1党・国民の力の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長候補が4日、中央日報のインタビューで、「市長に当選すれば国務会議で市民の民心を文在寅(ムン・ジェイン)大統領に積極的に伝える」と明らかにした。ソウル市長は国務会議に出席できる。呉候補は与党・共に民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)候補側のネガティブ総攻勢について「朴候補とテレビ討論をしながら電波の浪費が心配になるほどだった。ぜひ理性を取り戻してほしい」と述べた。選挙の最終段階で忙しい日程を消化中の呉候補へのインタビューは、4日午後にソウル瑞草区(ソチョグ)のあるカフェで20分間ほど行われた。

--本選挙まで残り3日となった。

「私の支持率は維持されるとみているが、支持率は得票につながってこそ意味がある。私を支持することと投票を実際にすることは別の問題であり、いつも不安がある。市民に会うたびに必ず投票を促している」


--20代の支持率がかなり高いが。

「文在寅(ムン・ジェイン)政権の自業自得だ。文大統領の就任初期は20代の支持率が高かったが、期待が失望に変わり、怒りに変わったのではないだろうか。正当な怒りだ。一時は賢明な青年だと絶賛した与党が今では『経験値が低い』と言う。なぜ20代が背を向けたのか、朴候補陣営だけが理由に気づいていない」

この日、呉候補は自身が市長在任中に設置したソウル瑞草区(ソチョグ)セビッ島を訪問し、安哲秀(アン・チョルス)国民の党代表と漢江(ハンガン)河川敷を歩きながら遊説した。安代表は候補一本化で敗北した直後から呉候補と連日、合同遊説をしている。

--安哲秀代表とはよく連絡を取っているのか。

「そうしている。安代表の積極的な支援に感謝している。候補一本化期間にビールやお茶を交わしながら信頼もできた」

選挙の最終段階を迎え、民主党と朴候補側は選挙状況を覆そうとして総力対応をしている。李洛淵(イ・ナギョン)民主党前代表(先月31日)、金太年(キム・テニョン)院内代表(1日)は相次いで国民に向けて謝罪をした。特に朴候補側は、呉候補夫人側の内谷洞土地疑惑をめぐり連日攻勢を見せている。

--民主党指導部が国民向けの謝罪をした。

「謝罪が意味を持つには誠意と具体性が伴わなければいけない。普段はそうしないのに、選挙が近づくと突然頭を下げる。誰が見ても選挙用の謝罪だ」

--内谷洞土地疑惑に対する立場は。

「選挙期間中、絶えず中傷宣伝で有権者の判断を曇らせる。朴候補とテレビ討論をしたが、冒頭発言から最後までその話ばかりしていた。討論中に『これは電波の浪費ではないか』と思うほどだった。本質は相続された土地であり、相場に比べて低い価格で強制収容されたというものだ。内谷洞に依存する朴候補にぜひ理性を取り戻してほしいと言いたい」

この日、呉候補は国民の力支持勢力が比較的強いと評価されるソウル江南(カンナム)地域を回って遊説した。呉候補は午前、タクシー・バス業界の関係者と相次いで会い「(前任)市長が解決すべきだった問題が宿題のように山積している」とし「バスと地下鉄に続いてタクシーまで乗り換えることができればボタンがはまることになる」と話した。

セビッ島での遊説では「朴元淳(パク・ウォンスン)前市長が就任後(セビッ島を) 2年間閉鎖した。市民の利用を制限して赤字が累積した」とし「民間投資家には非常に過酷なものだ」と述べた。呉候補はその後、ソウル瑞草区(ソチョグ)の教会で行われた「韓国教会復活節連合礼拝」にも参加したが、ここには朴候補も参加した。2人は行事の最初に握手をしたが、その後は特に対話をしてはいない。



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