鄭義溶外交部長官(左)と王毅中国外交部長が3日、中国福建省廈門のアモイで開かれた韓中外相官会談に先立ち、記念撮影に応じている。[写真 外交部]
128日ぶりに開かれた韓中外相会談以降発表された中国の発表文は昨年11月のソウル会談に比べると抜けた内容と新たに入った内容が少なくない。一番目に、ソウル会談の時にあった「韓中間敏感な問題を韓国が適切に処理することを希望する」という文面は外された。中国は2016年韓国にTHAAD(高高度ミサイル防衛)体系が設置されて以降、両国の会談文書ごとに「敏感な問題」に言及して不満を示した。ジョー・バイデン行政府発足以降、米中競争が激しくなる中で韓国を中国側に引くための譲歩という解釈が出ている。二番目に、「北朝鮮の合理的な安全保障に対する懸念を真摯に解決する」という王毅部長の発言だ。北朝鮮の「自衛用」核保有論理を擁護する発言で、ソウル会談の時は見えなかった文面だ。
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