イングランドプレミアリーグのトッテナムを率いるモウリーニョ監督が、負傷した孫興民（ソン・フンミン、２９）の韓日戦出場に否定的な考えを表した。

モウリーニョ監督は１７日（日本時間）、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）ヨーロッパリーグ１６強第２戦のディナモ・ザグレブ（クロアチア）戦を控えて記者会見を行った。

モウリーニョ監督は「もし選手が負傷してプレーができなければ、親善試合であれ公式試合であれ関係ない。来週も孫興民の負傷が続いていれば、我々は大韓サッカー協会に立証する。選手が所属チームでプレーできなければ国家代表でもプレーはできない」と述べた。


孫興民は１５日、プレミアリーグのアーセナル戦で前半１８分、左太もものハムストリングを痛めた。サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督は２５日に横浜で開催される韓日戦を控え、１５日に発表した代表メンバーにひとまず孫興民を含めた。

大韓サッカー協会はトッテナムと協議し、孫興民の正確な状態を確認した後、招集するかどうかを決めると明らかにした。英国政府のエリート選手に対する隔離免除規定も「無観客試合」が原則だが、韓日戦は観客５０００人まで入場する。こうした中、モウリーニョ監督は孫興民の韓国代表チーム招集に難色を示した。

モウリーニョ監督はソーシャルメディアにも「孫興民はザグレブ戦に出ることができない。今週末も不透明だ。孫興民が完全に回復するにはＡマッチ期間まで休むべきだと考えている」とコメントした。