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韓国でワクチン接種「第1号」は複数…あす全国で午前9時開始

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国内で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種「第1号」を誰にすべきかという話題が消えた。最初のワクチン接種は26日午前9時に全国17市・道で同時多発的に始まる。複数の「第1号」が出てくるということだ。疾病管理庁は25日、こうした施行計画を最終決定した。

ワクチン接種初日の対象者はほとんどが医療スタッフ、療養施設の職員となる。世宗市(セジョンシ)では療養型病院の看護師1年目のイ・ハヒョンさん(24)が最初に接種する。大田市(テジョンシ)の最初の接種者は誠心療養病院のチェ・ホンウ放射線室長(46)だ。慶尚北道(キョンサンブクド)では専門医療スタッフでなく、療養施設の事務職員が最初の接種者となる。

疾病管理庁の関係者は「ワクチン接種は26日午前9時に全国で同時に始まり、療養型病院の65歳未満の入院患者や従事者の方々が最初の接種者になる」と伝えた。


韓国より先に接種を始めた国を見ると、メッセージを込めて接種「第1号」を選定している。昨年12月、英国の最初の接種者は90歳の高齢者だった。新型コロナによる致命率を克服するという意味を込めていた。米国の最初のワクチン接種者は50代の看護師だった。新型コロナとの戦いで患者をそばで守るというメッセージだと考えられる。ワクチンへの不信感が広がると、バイデン米大統領(当時は次期大統領)が先にワクチンを接種した。日本は国立東京医療センターの院長が接種第1号だった。



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