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【コラム】だれが怪物を育てたのか…スポーツ選手の校内暴力議論=韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

チョン・ヨンジェ/スポーツ専門記者・中央コンテンツラボ

中国で中医学を専攻したK教授はエリートアーチェリー選手出身だ。高校1年の時に弓を手にした彼は当時体験したことを聞かせてくれた。

「ある日わけもわからず団体で食事の招待を受け昼食を食べに行った。食べて帰ってくるとアーチェリー部全員がコーチにつるはしの柄で20発ずつ殴られた。監督の誕生日なのにプレゼントを買っていかなかったという理由だった。私たちは何もわからずに殴られるだけだった」。

さらにあきれたのは彼が主将になって全国体育大会に出場した時だった。卒業した先輩の1人が「おまえが先生の誕生日をどうして知らなかったのか」と言いながら酒のビンで殴った。K教授はいまも傷が残っているとして左眉の上の傷跡を見せた。


K教授は話した。「スポーツ選手らの校内暴力が社会問題になっている。彼らが同級生をいじめ、後輩に無慈悲な暴力を加えても構わないとだれに習ったのだろうか。運動部の監督を務める学校の先生が、あるいは監督が雇用したコーチが『成績を出すには当然殴らなければならない』という認識に浸っており、上級生に「お前たちも後輩を殴ってでも軍規を教え込め」と無言の言質を与えたのだ。そうして殴られて育った後輩は先輩になり罪の意識もなく同じことを繰り返す。暴力の悪循環だ」。

最近青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の国民請願に「女子ホッケーコーチの過去の暴行と暴言を告発します」という書き込みが上げられた。2009~12年に慶尚北道(キョンサンブクド)の女子高校時代にJコーチから持続的に暴行と暴言を受けたという請願者は、「教え子をホッケースティックで暴行し、練習試合の時にできていないとしてスティックで頭を叩いたこと覚えているでしょう? 両親の前でもののしって殴って…」と当時の状況を描写した、

アジアホッケー連盟のユ・スンジン執行理事は「慶尚北道体育会監督時代にこの学校出身の選手たちを受け入れたことがあるが、みんなおどおどして顔色をうかがう姿に心が痛かった。いまは監督になったJコーチのためホッケーに対する評判が悪くなり、聞慶(ムンギョン)や尚州(サンジュ)など近隣地域にホッケーチームを創設しようとする動きにもブレーキがかかっている」と話した。

指導者が選手に加える暴力は国家代表チームでも、さらに国民の税金で運営される国家代表選手村でもさかんに起きた。女子ショートトラックのコーチはエース選手を選手村のロッカールームで数年間にわたり性的暴行した。彼は先月懲役10年6月を宣告され服役中だ。

男子バレーボール韓国電力のパク・チョルウ選手は2009年に国家代表トレーニング場で顔にあざができるほど自分を殴ったKB損害保険のイ・サンヨル監督(当時代表チームコーチ)を公開批判した。イ監督は暴行の件で無期限の資格停止懲戒を受けたが2年ぶりに韓国バレーボール連盟競技運営委員に復帰した後、昨年からKB損保の監督を務めている。

こうした事件に触れるたびに、長くスポーツを担当してきた記者としてみじめさと無力さを感じる。事件が起き世論が沸き立つたびに大韓体育会と文化体育観光部は「一罰百戒、倫理教育強化、申告センター運営」など同じ言葉を繰り返して対策を出す。そのうち世論が静かになれば加害者はいつのまにか現場に復帰する。

スポーツの素質があるが暮らしが厳しい子どもは、宿食を提供するという言葉で運動部に入り、チーム運営に何の権限もなく成績への負担で追いつめられるコーチは手慣れた方式である暴力に依存し、学校教師である監督は専門知識がなくコーチに責任を転嫁し、学校長は「優勝すれば良いが、私の在任期間に運動部が事故を起こすな」という立場で…。

これが大韓民国のエリートスポーツを数十年支えてきた学校運動部の素顔だ。「成績だけ出せば良く、成功さえすれば良い」という貧しい哲学に頼ったこのシステムは「暴力の悪循環」と「運動機械+怪物」を産んだ。効能と寿命が終わった学校運動部を何で代替するのか、深刻に悩まなければならない時点だ。

チョン・ヨンジェ/スポーツ専門記者・中央コンテンツラボ



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