ヤン・ソンヒ/論説委員、中央コンテンツラボ大学評価院長
米国にはフェイクニュースと陰謀説を組織的に生産するQアノンのような組織まである。そのため米国から出る陰謀説もゴマ粒のように多様だ。ビル・ゲイツが自身が開発したワクチンを売るためにウイルスをわざとまき散らしたとか、ワクチンに人を追跡できるマイクロチップを植え付けたというスケールが大きい怪談はあまりに大きく信じるまでもない話だ。ところがこうした非常識な陰謀説を米国人の30%近くが信じるのだ。このように人々は突発的に起きた非合理的災難の前で非合理的なことを信じてしまう傾向がある。これもまたどうしようもないことかもしれない。
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