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韓国野党「ワクチン導入していれば文大統領の1号接種を卓賢民が演出したはず」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国野党・国民の力が24日、「政府が新型コロナウイルス感染症のワクチンを導入していれば、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が第1号として接種するというあきれるイベントを卓賢民(タク・ヒョンミン)秘書官が演出していたはず」と主張した。また、与党・共に民主党が新型コロナ事態に関連し「偽ニュースファクトチェックチーム」を設置するというメディア叩きをすることについては、「誰が偽ニュースを出すのか」と反論した。

朱豪英(チュ・ホヨン)国民の力院内代表はこの日午前、国会で開かれた非常対策委員会議で「ワクチンに関連する国民の不安は、どれほど早く調達できるかと安全性の2つ」とし「政府はもたついて責任を果たさないまま、ワクチンの安全性を報告するというなどさらに不安を招き、メディアと野党にむしろ責任を転嫁する恥じ知らずな発言をしている」と批判した。

朱院内代表は「政府は良いワクチンを確保できなかったことに対する責任の追及が始まると、自分たちが述べた言葉を覆している」とし「アストラゼネカは米食品医薬品局(FDA)が承認せず、英国で承認すればわが国も緊急承認して使うと言ったのは昨日のことだ。しかし今では世界で最初に接種する理由はないと主張している」と指摘した。続いて「どうしようもなく弁解をする姿」とし「国民を馬鹿にしているのか、数日で言葉を変えて国民の不安を強めている」と話した。


成一鍾(ソン・イルジョン)非常対策委員は「李洛淵(イ・ナギョン)民主党代表は23日、『野党とメディアが根拠のない怪談と歪曲された統計を動員して国民の不安を助長している』と述べた」とし「根拠のない怪談と歪曲された統計が何であり、どのような根拠でそのようにコメントしたのか明らかにしてほしい。李洛淵代表が偽ニュースの震源地になってはいけない」と述べた。

続いて「(政府はワクチン)4400万人分の契約をしたと述べたが、アストラゼネカを除いた3400万人分はどこにいったのか。偽ニュースではないのか」とし「ワクチンを政治化するなと言った政府・与党が奇怪な論理で、防疫の核心であるワクチンを購入できなかった責任を安全問題で伏せようとしている」と主張した。

さらに「国民の安全性問題が重要であるため世界で最初にワクチンを接種するのは最大限避けるべきだと政府は話したが、安全性問題があるのなら各国の首脳が出てくるだろうか」とし「微々たる安全性問題を針小棒大して国民をまただましている。おそらくワクチンを確保していれば文大統領が第1号で接種するあきれるイベントを卓賢民秘書官が演出していたはず」と述べた。

金美愛(キム・ミエ)非常対策委員は「誰が偽ニュースを広めるのか」とし「大韓民国にはワクチンと病床、医療体系がない。政府は(ワクチン)安定性と効果が立証されてこそ接種できるというが、他国は安定性と効果が100%立証されているのか」と指摘した。

続いて「政府は国民に謝罪しなければいけない。正直にどれほどのワクチン契約を締結し、いつごろ接種できるのかを知らせるべき」とし「(ワクチン事態は)マスク大乱と同じだ。国務会議でマスクを着用しなかったが、後にどうしたのか。物価安定法制定から48年目に初めて緊急措置を発動した。その騒ぎを経験すれば、ワクチンを確保すべきだったが、大統領は依然として幽体離脱話法ばかりしている」と批判した。



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