文大統領の息子ジュニョン氏
ソウル市傘下のソウル文化財団側は21日「補正予算45億ウォンを活用して計254件の芸術団体(人)を選定して緊急支援金を支援したが、ジュニョン氏もその1人だった」とした。また「貧困や生計困難でなく芸術活動が停止した被害を救済するための支援事業」とし「新型肺炎による3回の展示会の取り消し、事業の適正性および妥当性を根拠に選定した」と説明した。
ジュニョン氏はこの日、フェイスブックを通じて「錯覚しているようだが、コロナ支援金1400万ウォンは作家に収益として与えるお金でなく、作家が展示/作品製作に使うお金」とし「財団が管理してコロナによって被害を受けた芸術産業全般に支援金を与えること」と明らかにした。さらに「今回の支援金はそのよう趣旨で最初から使用規則を定め、計画を詳細に提示して適切なのかを審査して私を選定した」とし「つまり、まともに使える人を選んだ」と強調した。
これに対して国民の力のクァク・サンド議員はフェイスブックを通じて「大統領の息子が経済的に厳しい芸術家より先に政府支援金を受け取る必要があるか」と反問した。キム・ミエ議員も「コロナ被害支援金を申請して最高額を受けた文大統領の息子…廉恥心がない」と批判した。
一方、ジュニョン氏が5月「視線の向こう側、どこかの間」を出品してパラダイス文化財団から3000万ウォンの支援金を受け取った。パラダイス文化財団側によると、当時ジュニョン氏は「2020パラダイス・アートラボ」に選ばれた支援作家10チームの中の一つに選抜された。公募には200チームが応募した。財団関係者は「主な支援資格は今までなかった最初の作品を作ること」と明らかにした。支援金額に関連しては「10チームのほとんどが3000万ウォンを受け取った」とした。ジュニョン氏は該当作品で10月仁川永宗島(インチョン・ヨンジョンド)にあるパラダイスシティでショーケースを行った。パラダイス文化財団はパラダイスグループ創業者のチョン・ラクウォン氏が1989年設立した財団だ。
この記事を読んで…