昨年、韓国忠清南道(チュンチョンナムド)で韓国品種の稲の収穫が行われている[写真 忠清南道農業技術院]
しかし韓国がCPTPPに加入すればコメ市場開放圧力が強まる可能性がある。韓国農林畜産食品部によると、FTAに敏感な国産農産物品目にはコメのほか、トウガラシ、ニンニク、タマネギ、リンゴなどが挙げられる。CPTPP参加を進める場合、核心交渉対象品目となる可能性が高い。トウガラシやニンニクなどはCPTPP加盟国すべてが韓国とすでにFTAを結んでいるが、コメは米国の関心事という点で市場開放圧力が予想される。
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