#ニュージーランドがワクチン戦争に参入していたころ、韓国政府はK防疫の自画自賛に余念がなかった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5月10日の「就任3周年特別演説」でこのように叫んでいた。「われわれは防疫で世界を先導する国になり、ウイルス拡大を十分に統制することができる」と。不幸にも、当然出てくるべきだったワクチンの話は一言もなかった。韓国の5月平均一日感染者は23.5人。それでも政府は6月3日に第3次補正予算を発表してK防疫広報予算を1200億ウォン(約115億円)に増やした。汎政府支援委員会が組織されたが、外国産ワクチン導入を本格的に推進することが決まったのは8月末だった。だが、ワクチン導入事業は遅々として進まなかった。結局、「手遅れ対応」という激しい批判の中で今月3日に当局が確保したと伝えられたワクチンは70%という低い予防率に信頼度まで不安なアストラゼネカ。最近、韓国のコロナ感染者は一日600人を行ったり来たりしている。
伝えられていないためそうなのだが、これまでのワクチン確保をめぐる韓国と外国の努力を調べてみるとあきれる。韓国がK防疫の自慢に気を取られている間、新型コロナで満身創痍だった先進国はもちろん、ニュージーランドのような防疫模範国まで全力を注いだ。人口あたりワクチン数で1、3位を占めたカナダ・英国は汎政府TFを設けて製薬業界に明るい民間専門家を責任者に迎えて輝かしい成果をあげた。3億5700万回分のワクチン確保に成功した英国では、この作戦を総指揮したバイオベンチャー投資専門家のケイト・ビンガム氏が国民的英雄として脚光を浴びている。日本の動きも素早かった。安倍晋三前首相がテレビに出演して「ワクチン確保のために製薬会社と接触中」と明らかにしたのが6月だった。
伝えられていないためそうなのだが、これまでのワクチン確保をめぐる韓国と外国の努力を調べてみるとあきれる。韓国がK防疫の自慢に気を取られている間、新型コロナで満身創痍だった先進国はもちろん、ニュージーランドのような防疫模範国まで全力を注いだ。人口あたりワクチン数で1、3位を占めたカナダ・英国は汎政府TFを設けて製薬業界に明るい民間専門家を責任者に迎えて輝かしい成果をあげた。3億5700万回分のワクチン確保に成功した英国では、この作戦を総指揮したバイオベンチャー投資専門家のケイト・ビンガム氏が国民的英雄として脚光を浴びている。日本の動きも素早かった。安倍晋三前首相がテレビに出演して「ワクチン確保のために製薬会社と接触中」と明らかにしたのが6月だった。
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