ソウル市が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大を防ぐために5日から、商店や映画館などほとんどの業種の「午後9時」以降の営業を禁止することにした。公共交通の夜間運行も縮小して市内バスは5日から、地下鉄は8日から夜9時以後の運行を30%縮小する。
ソ・チョンヒョプ市長権限代行は4日、発表文を通じて「今、ソウルは絶体絶命の危機を迎えている」とし、このような方針を明らかにした。すでに午後9時以降の運営を中断している飲食店やカフェの他にも営業中止対象を事実上すべての店舗に拡大して市民の移動を遮断するということだ。
対象はすでに午後9時以降の営業が禁止されている飲食店やカフェなどの他にも、商店や映画館、ネットカフェ、塾、読書室などが新たに含まれた。美容室やスタディカフェ、遊園地、スーパーやデパートなど一般管理施設も店を閉めなくてはならない。ソ代行は「これ以上退く場所がない」と社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)を強化した背景を明らかにした。
4日午前0時基準でソウルの新規感染者数は295人で、今年1月新型コロナ発生以降、最大を記録した。この日午前0時から午後2時まで、追加感染者数も167人に達し、感染が急速に広がっていることが明らかになった。
ソ代行は「これまで防疫段階を調整して防疫と民生をどちらも守るための努力を傾けてきたが、雪だるま式に増える感染者数は、今までの措置では危機対応が不可能だということを力説している」と説明した。ソ代行は「新型コロナが特定施設などを越えてすでに日常全般に広がり、修能以後、大学別評価や年末年始の集まりの拡大など、集団感染の危険性が随所に潜んでいる」と付け加えた。
◆午後9時になれば…灯りが消えるソウル
市は新型コロナの拡大を防ぐために、先制措置として人々の移動と活動を制限するようにした。商店などの午後9時以降の営業中断は2週間続く予定だ。ただし、生活必需品購入のために300平方メートル未満の小規模スーパーや飲食店のテイクアウトや出前は許可される。
市は社会福祉施設に限って、不可避な一部に対してのみ運営することにした。図書館や美術館、博物館などの公共文化施設や青少年施設、体育施設は運営が中断される。市教育庁も市の社会的距離の確保強化に合わせて7日から2週間、ソウル地域の中・高校の授業を全面的に遠隔授業に転換することにした。
◆バス、地下鉄運行30%縮小
あわせて市はバスと地下鉄の運行も午後9時以降、30%縮小することにした。市内バス運行縮小は5日から、地下鉄運行縮小は8日から適用される。市はまた、非常状況では地下鉄の終電時間も24時から23時に短縮する方案も推進することにした。出勤時間の人口分散のために、市と25区庁、市の投資支援機関は7日から50%の人材に対して在宅勤務と時差出退勤制を導入する。
ソ代行は「民間部門も2分の1の在宅勤務と時差出退勤制に強力に参加するようにソウル商工会議所と中小企業中央会に協調を求めた」と説明した。
◆病床不足の事態に備えて自治区に生活治療センター設置
市は感染者増加に伴う病床不足の事態を防ぐために、ソウル25区別に自治区生活治療センター設置を推進することにした。3日午後8時基準で、首都圏感染病専門担当病院の病床稼動率は71.2%、ソウル市は79.8%という状態だ。感染者が増えてソウル地域重症患者専門担当治療病床61床のうち入院が可能な病床は8床だけしか残っていない。
生活治療センターの病床も不足した状態だ。ソウル7カ所に用意された生活治療センター1473床のうち、使用中の病床は1098床、すぐに使用可能なところは93床にすぎない。
ソ代行は「現在の発生推移が続けば病床不足になる事態が避けられない」とし「公共医療体系の維持に総力を尽くす」と説明した。市は病床が不足する事態を防ぐために、鍾路区(チョンノグ)と永登浦区(ヨンドンポク)、東大門区(トンデムング)を手始めに、区別に1カ所ずつ生活治療センターを開所すると明らかにした。49歳以下の無症状者は区庁生活治療センターで、50歳以上の無症状者や軽症患者は市が運営する生活治療センターで治療を受けるようにする予定だ。
ソ代行は「自宅隔離治療事態だけは防ぐという覚悟ですべての努力を尽くす」と話した。ソ代行は「目標は2週以内に1日平均感染者を100人未満に下げること」としながら「ソウルの拡大傾向を早期に遮断することができないなら、大韓民国全体が突破されるという危機感で、もっと大きな危機が迫る前に決断した」と説明した。
ソ・チョンヒョプ市長権限代行は4日、発表文を通じて「今、ソウルは絶体絶命の危機を迎えている」とし、このような方針を明らかにした。すでに午後9時以降の運営を中断している飲食店やカフェの他にも営業中止対象を事実上すべての店舗に拡大して市民の移動を遮断するということだ。
対象はすでに午後9時以降の営業が禁止されている飲食店やカフェなどの他にも、商店や映画館、ネットカフェ、塾、読書室などが新たに含まれた。美容室やスタディカフェ、遊園地、スーパーやデパートなど一般管理施設も店を閉めなくてはならない。ソ代行は「これ以上退く場所がない」と社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)を強化した背景を明らかにした。
4日午前0時基準でソウルの新規感染者数は295人で、今年1月新型コロナ発生以降、最大を記録した。この日午前0時から午後2時まで、追加感染者数も167人に達し、感染が急速に広がっていることが明らかになった。
ソ代行は「これまで防疫段階を調整して防疫と民生をどちらも守るための努力を傾けてきたが、雪だるま式に増える感染者数は、今までの措置では危機対応が不可能だということを力説している」と説明した。ソ代行は「新型コロナが特定施設などを越えてすでに日常全般に広がり、修能以後、大学別評価や年末年始の集まりの拡大など、集団感染の危険性が随所に潜んでいる」と付け加えた。
◆午後9時になれば…灯りが消えるソウル
市は新型コロナの拡大を防ぐために、先制措置として人々の移動と活動を制限するようにした。商店などの午後9時以降の営業中断は2週間続く予定だ。ただし、生活必需品購入のために300平方メートル未満の小規模スーパーや飲食店のテイクアウトや出前は許可される。
市は社会福祉施設に限って、不可避な一部に対してのみ運営することにした。図書館や美術館、博物館などの公共文化施設や青少年施設、体育施設は運営が中断される。市教育庁も市の社会的距離の確保強化に合わせて7日から2週間、ソウル地域の中・高校の授業を全面的に遠隔授業に転換することにした。
◆バス、地下鉄運行30%縮小
あわせて市はバスと地下鉄の運行も午後9時以降、30%縮小することにした。市内バス運行縮小は5日から、地下鉄運行縮小は8日から適用される。市はまた、非常状況では地下鉄の終電時間も24時から23時に短縮する方案も推進することにした。出勤時間の人口分散のために、市と25区庁、市の投資支援機関は7日から50%の人材に対して在宅勤務と時差出退勤制を導入する。
ソ代行は「民間部門も2分の1の在宅勤務と時差出退勤制に強力に参加するようにソウル商工会議所と中小企業中央会に協調を求めた」と説明した。
◆病床不足の事態に備えて自治区に生活治療センター設置
市は感染者増加に伴う病床不足の事態を防ぐために、ソウル25区別に自治区生活治療センター設置を推進することにした。3日午後8時基準で、首都圏感染病専門担当病院の病床稼動率は71.2%、ソウル市は79.8%という状態だ。感染者が増えてソウル地域重症患者専門担当治療病床61床のうち入院が可能な病床は8床だけしか残っていない。
生活治療センターの病床も不足した状態だ。ソウル7カ所に用意された生活治療センター1473床のうち、使用中の病床は1098床、すぐに使用可能なところは93床にすぎない。
ソ代行は「現在の発生推移が続けば病床不足になる事態が避けられない」とし「公共医療体系の維持に総力を尽くす」と説明した。市は病床が不足する事態を防ぐために、鍾路区(チョンノグ)と永登浦区(ヨンドンポク)、東大門区(トンデムング)を手始めに、区別に1カ所ずつ生活治療センターを開所すると明らかにした。49歳以下の無症状者は区庁生活治療センターで、50歳以上の無症状者や軽症患者は市が運営する生活治療センターで治療を受けるようにする予定だ。
ソ代行は「自宅隔離治療事態だけは防ぐという覚悟ですべての努力を尽くす」と話した。ソ代行は「目標は2週以内に1日平均感染者を100人未満に下げること」としながら「ソウルの拡大傾向を早期に遮断することができないなら、大韓民国全体が突破されるという危機感で、もっと大きな危機が迫る前に決断した」と説明した。
この記事を読んで…