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韓国疾病管理庁「韓国内ワクチン、来年末または再来年ぐらい開発完了と推定」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

15日午後、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の新型肺炎ワクチンおよび治療薬開発現場であるSKバイオサイエンスで新型肺炎の克服のために貢献している企業および研究陣の労をねぎらって苦情を聞くための現場懇談会長に置かれている試薬製品[写真 青瓦台写真記者団]

防疫当局が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの国内開発完了時点を来年末や再来年と予想した。

チョン・ウンギョン疾病管理庁長は26日開かれた新型肺炎定例記者会見で「海外の製薬会社に比べて韓国のワクチン開発の進行状況がどうか」という質問を受けて「来年末や再来年程度に開発が完了しないだろうか推定している」と話した。

防疫当局はジェネクシン、SKバイオサイエンス、ジンウォン生命科学など企業3社の新型肺炎ワクチンの臨床試験を支援している。この中でジェネクシンが開発しているワクチン候補物質「GX-19」が現在の韓国では唯一臨床試験を進めている。チョン庁長は「(韓国3社が)まだ非臨床段階、または第1相の初期段階に来ている」として「産業界・学界、そして研究所が協力してもう少し開発を促進するように国家的な力を集めている」とした。


一方、いくつかの海外製薬大手は新型肺炎のワクチン臨床試験の最終段階に入っている。23日(現地時間)、アストラゼネカと英オックスフォード大学は英国、ブラジル、南アフリカ共和国、日本などに続き、米国でワクチン「AZD1222」の臨床試験の再開承認を得た。ジョンソン・エンド・ジョンソンは12日中止したワクチン第3相に再突入する予定だと明らかにした。

現在、全世界で第3相を進めているワクチン候補群は8~9個の程度だ。

防疫当局は韓国の自主開発と海外開発ワクチン確保2つの戦略を同時に進めている。チョン・ウンギョン庁長は「COVAX(コバックス)ファシリティー(ワクチン調達の国際枠組み)と一対一の会社契約を通じてワクチンを確保するために引き続き外国のワクチン開発、特に臨床試験の結果をモニタリングしている」として「一対一の契約をどの会社と結ぶかもう少し臨床的有効性・安全性データを蓄積する必要がある」と話した。

また「ワクチンを開発していると、予期せぬ異常反応が生じて中止するしかないかもしれないため、最終許可は臨床が終わるまで見守るべきだ」とした。



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