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「領事館の閉鎖はない」中国総領事の抵抗?…専門家「強制執行は事実上戦争、米も負担」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
この日、総領事館の建物後部で待機中の貨物車両に黒い袋をいくつか積んでいる場面が目撃された。蔡氏の言葉とは違い、公館閉鎖のための準備が進められているとみられるとABC放送は伝えた。

蔡氏は「米国を直ちに離れる計画もない」と話した。公館閉鎖通知が外交官の出国まで含んでいるかどうかは不明だ。外交官が出国を拒否する場合、米国政府はビザを取り消すことができる。ビザが取り消しになれば連邦要員が中国外交官を逮捕して追放することができるようになる。

蔡氏はヒューストン領事館がスパイ活動の中心だったという米国側の主張を強く否定した。蔡氏は「総領事館活動は国際条約に符合しており、他の国が行う活動と何ら変わるところはない」と主張した。中国からマスクを持ち込み、ヒューストンやジョージア州などに供給する「マスク外交」しかしていないと言って悔しさを訴えた。


蔡氏はABC放送のインタビューで「われわれがスパイだと主張するからには米国は証拠を出せ」と要求した。「嘘」という表現は使わなかったが、米国政府と官僚が真実を言わないでいると主張した。

米国の報道にも一つひとつ反論した。ニューヨーク・タイムズがデービッド・スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)の言葉を引用して、蔡氏と外交官2人が中国人旅行客を歓送するときに空港で偽造身分証を使ったと報道したことは事実ではないと話した。

スティルウェル氏が嘘をついているのかという質問には即答を避けながら「米国は証拠を出せ」と再度主張した。蔡氏は「ファクトチェックしなければならないことが多すぎる」としながら「嘘や真実でない話を100回したからといって真実になるわけではない」と話した。

蔡氏は「高位外交官でもジュニア外交官でも、一番最初に学ぶことは真実を述べなければならないということと、ファクトを述べなければならないということ」と強調した。続いて「法の支配を受ける米国は有罪を立証するまで無罪を推定する原則があるではないか」としながら「証拠はどこにあるのか」と圧迫した。

総領事館の中庭で文書を焼却した行為に対しては「標準」対応だと明らかにした。多く国が駐在国公館を離れるときには内部文書を燃やすということだ。

ドナルド・トランプ大統領は22日、ホワイトハウスでの記者会見でこの文書焼却に言及して「われわれが閉鎖させた場所で彼らは文書と紙を焼いたようだ。どういうことか気になる」と話した。


「領事館の閉鎖はない」中国総領事の抵抗?…専門家「強制執行は事実上戦争、米も負担」(1)

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