中国で先月から南部地域を中心に洪水が続き、4500万人が被害を受け、死者・行方不明者が142人にのぼることが明らかになった。
23日付けの新華社通信によると、中国緊急管理部は22日、「先月1日に梅雨が始まってから、洪水で江西省・安徽・湖北省など27の地域で4552万3000人が被災し、142人が死亡または行方不明になった」と述べた。
また、家屋35000棟が崩壊するなど、直接的な経済損失額は1160億5000万人民元(約1兆8000億円)に及ぶという集計結果が出た。
中国南部の長江の中下流では最近まで続いている雨と三峡ダムの放流に伴う水位上昇など洪水被害の懸念が高まっている。安徽省では最近崩れた河川堤防を掘削機を押し込んでまで補填しようとしたが、洪水の制御に困難をきたしていると伝えられた。
安徽省の大型淡水湖の巣湖は21日に「100年に1度」水準の水位13.36メートルを記録したが、これにより700年余りの歴史を持つ中廟寺をはじめとする周辺観光地も水に沈んだ。
中国では22日、安徽・山東・江蘇・河南省などで多くの雨が降ったが、23日にも、四川盆地をはじめとする山東・雲南・甘粛・河南・安徽・浙江省などで雨続く見通しだ。
23日付けの新華社通信によると、中国緊急管理部は22日、「先月1日に梅雨が始まってから、洪水で江西省・安徽・湖北省など27の地域で4552万3000人が被災し、142人が死亡または行方不明になった」と述べた。
また、家屋35000棟が崩壊するなど、直接的な経済損失額は1160億5000万人民元(約1兆8000億円)に及ぶという集計結果が出た。
中国南部の長江の中下流では最近まで続いている雨と三峡ダムの放流に伴う水位上昇など洪水被害の懸念が高まっている。安徽省では最近崩れた河川堤防を掘削機を押し込んでまで補填しようとしたが、洪水の制御に困難をきたしていると伝えられた。
安徽省の大型淡水湖の巣湖は21日に「100年に1度」水準の水位13.36メートルを記録したが、これにより700年余りの歴史を持つ中廟寺をはじめとする周辺観光地も水に沈んだ。
中国では22日、安徽・山東・江蘇・河南省などで多くの雨が降ったが、23日にも、四川盆地をはじめとする山東・雲南・甘粛・河南・安徽・浙江省などで雨続く見通しだ。
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