河野太郎防衛相が25日、公開的に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の健康異常説を提起した。
ロイター通信やCNNなど外信によると、河野氏はこの日、日本外国特派員協会(FCCJ)の記者会見で「北朝鮮情勢に対する情報を収集している」としながら正恩氏の健康状態に「疑念がある(suspicious)」と話した。
正恩氏は今年4月11日に朝鮮労働党政治局会議を主宰した後、5月1日の順川(スンチョン)リン酸肥料工場の竣工式に出席するまでの3週間は公式席上に姿を見せず、重病説や死亡説などが広がっていた。
最近、北朝鮮による南北当局間通信ラインの遮断や開城(ケソン)南北共同連絡事務所の爆破など、韓国に対して相次いで強硬な姿勢を取っていることに関連しても正恩氏の代わりにその妹である金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長が前面に出ていることから、一部の専門家の間で「正恩氏の健康問題と何か関連があるのではないか」という声も聞かれていた。
これについて河野氏は「奇妙な動き」は、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が北朝鮮で広がり、正恩氏が「感染を避けようとしている」ところから出てきたと話した。
河野氏は日本や米国、他の国々が北朝鮮に関する情報を交換していると話した。CNNの記事には、このとき韓国の名前は取り上げられていなかった。
正恩氏の健康について追加説明を求められると、河野氏は「情報事案を論じることは許されていなかった」と答えた。
あわせて河野氏はこの日、地上配備型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」配置計画の中断を公式発表しながら、この会見を開いた。日本政府がイージス・アショア導入計画を白紙化し、代案として提示した自衛隊の「敵基地攻撃能力」確保に対する質問に対して、河野氏は「どのような選択肢も排除しないでいる」とし「与党(自民党)の検討対象にも含まれていることから見守りたい」と答えた。
安倍内閣は北朝鮮の弾道ミサイルの威嚇に備えるとして、米国製地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」第2期導入事業を2年にわたって推進してきたが、最近技術的問題などを理由にこれを電撃的に中断した。
「敵基地攻撃力」は、敵軍から攻撃を受けたときに反撃するだけでなく、攻撃が予想される場合には先制打撃することまでを含む概念だ。このため、自衛隊の敵基地攻撃力の保有は「外国から武力攻撃を受けたときにのみ最小限の防衛力を行使する」という憲法上の専守防衛原則に反するのではないかと指摘されている。
河野氏はこの日の会見で「『先制攻撃』と『敵基地攻撃』という用語の正確な意味が曖昧だ(confusing)」という言葉で即答を避けた。
ロイター通信やCNNなど外信によると、河野氏はこの日、日本外国特派員協会(FCCJ)の記者会見で「北朝鮮情勢に対する情報を収集している」としながら正恩氏の健康状態に「疑念がある(suspicious)」と話した。
正恩氏は今年4月11日に朝鮮労働党政治局会議を主宰した後、5月1日の順川(スンチョン)リン酸肥料工場の竣工式に出席するまでの3週間は公式席上に姿を見せず、重病説や死亡説などが広がっていた。
最近、北朝鮮による南北当局間通信ラインの遮断や開城(ケソン)南北共同連絡事務所の爆破など、韓国に対して相次いで強硬な姿勢を取っていることに関連しても正恩氏の代わりにその妹である金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長が前面に出ていることから、一部の専門家の間で「正恩氏の健康問題と何か関連があるのではないか」という声も聞かれていた。
これについて河野氏は「奇妙な動き」は、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が北朝鮮で広がり、正恩氏が「感染を避けようとしている」ところから出てきたと話した。
河野氏は日本や米国、他の国々が北朝鮮に関する情報を交換していると話した。CNNの記事には、このとき韓国の名前は取り上げられていなかった。
正恩氏の健康について追加説明を求められると、河野氏は「情報事案を論じることは許されていなかった」と答えた。
あわせて河野氏はこの日、地上配備型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」配置計画の中断を公式発表しながら、この会見を開いた。日本政府がイージス・アショア導入計画を白紙化し、代案として提示した自衛隊の「敵基地攻撃能力」確保に対する質問に対して、河野氏は「どのような選択肢も排除しないでいる」とし「与党(自民党)の検討対象にも含まれていることから見守りたい」と答えた。
安倍内閣は北朝鮮の弾道ミサイルの威嚇に備えるとして、米国製地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」第2期導入事業を2年にわたって推進してきたが、最近技術的問題などを理由にこれを電撃的に中断した。
「敵基地攻撃力」は、敵軍から攻撃を受けたときに反撃するだけでなく、攻撃が予想される場合には先制打撃することまでを含む概念だ。このため、自衛隊の敵基地攻撃力の保有は「外国から武力攻撃を受けたときにのみ最小限の防衛力を行使する」という憲法上の専守防衛原則に反するのではないかと指摘されている。
河野氏はこの日の会見で「『先制攻撃』と『敵基地攻撃』という用語の正確な意味が曖昧だ(confusing)」という言葉で即答を避けた。
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