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すべての南北連絡先が切れた日…米国「北朝鮮の行動に失望、戻ってこい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018年9月14日に開城工業団地で開かれた南北共同連絡事務所開所式で当時の趙明均統一部長官、北朝鮮の李善権祖国平和統一委員会委員長らが記念撮影をしている。[写真 共同取材団]

米国国務省は9日(現地時間)、北朝鮮が南北通信連絡先を遮断したことに対して「米国は北朝鮮の最近の行動に失望した」と明らかにした。

米国務省当局者は南北連絡ルートの遮断に対する米政府の立場を聞く質問に「米国はいつも南北関係の進展を支持してきた」としながら「米国は北朝鮮が外交と協力に戻ってくるよう促したい」と伝えた。また「米国は北朝鮮と関与する努力にあって米国の同盟である韓国と緊密な協力を継続している」と説明した。

この当局者の言及は北朝鮮が南北連絡ルートを切り強硬な態度を見せることに対する警告のメッセージとみられる。また、状況悪化を防ぐための狙いも含まれたとみられる。最近、北朝鮮の行動が単に韓国だけでなく米国を狙った圧迫として認識したわけだ。


米国務省が論評で北朝鮮に「失望」という表現を使ったのは異例的だ。米国は昨年末北朝鮮が「クリスマス・プレゼント」云々して対米挑発を脅した時、主に「失望」という表現を使った。

北朝鮮が通信連絡ルートを遮断した当日、国務省が反応を出したという点も米国が韓半島(朝鮮半島)の状況を軽く思っているわけではないという状況認識を意味する。

脱北者団体の北朝鮮向けビラ散布に強く反発してきた北朝鮮は9日(韓国時間)正午から韓国と北朝鮮のすべての通信先を遮断して対韓国事業を「対敵事業」に転換することにしたと明らかにした。北朝鮮は午前9時に予定していたソウル~平壌(ピョンヤン)間南北共同連絡事務所の開始通話に応じなかった。統一部は北朝鮮が遮断・廃棄の時点として提示したこの日正午にも通話を試みたが北朝鮮は応じなかった。



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