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韓国防疫当局、「今週末が山場」…弘大の居酒屋でも集団感染発生

ⓒ 中央日報日本語版
ソウルで新型コロナウイルス感染者が増えている中、韓国防疫当局がこの週末が防疫の重大な山場だと明らかにした。

中央防疫対策本部のクォン・ジュンウク副本部長は14日の会見で「われわれはいまとても重大な山場に直面している。ソーシャルディスタンスで積み重ねてきた新型コロナウイルスの防疫網と流行抑制が維持されるのか、別の措置が必要なのかを判断する岐路」と状況を診断した。

続けて「若い層が無症状の状態で基礎疾患者、高齢者、患者がいる所に行けば、発生が減少するように見えながらも大詰めの段階で爆発的な発生が起きかねない。週末の宗教集会も始まった状況だ。防疫当局は今週末が山場になるかもしれないと緊張して判断する」と懸念を示した。


14日までにソウル・梨泰院(イテウォン)のクラブと関連した新型コロナウイルス感染者は133人と確認された。梨泰院とつながりがないソウル・弘大(ホンデ)の居酒屋でも一行5人が陽性となる集団感染が発生した。こうした状況で地域社会での感染が拡散しかねないとの懸念が広がっている。

中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は「梨泰院発の2次感染拡大の幅と速度は生活防疫を国民がどれだけしっかり守るかにより変わるとみている。マスク着用、距離確保、手洗いなどがしっかり守られるなら新型コロナウイルスが遅い速度で広がり、当局の疫学調査と接触者隔離を通じ十分に統制できるだろう」と強調した。



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